【本の感想】自分を変えたいなら改革じゃなくて小さな改善を『脳が教える! 1つの習慣/ロバート・マウラー』

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新しく何かを始めるときに「今日から毎日英語を2時間勉強する!」みたいな大きな決意をすることってありませんか?

新しい年が始まるたびに今年こそは…と心に誓っても、毎年1か月経つ頃にはできなかった…と後悔してたりしませんか?

実は何かを始めるときに大きな決意をするのは逆効果なんです。

習慣化したいのなら小さなことから積み重ねる。

脳のメカニズムから解説してくれるので納得できるし、「これならできそう」と思わせてくれる良書です。

大きな変化は脳が受け付けない

まず頭に入れておきたいことは

現状がどうか関わらず、脳は安定を求めること

です。

脳は、新たな挑戦、チャンス、欲望によって、ある程度の恐怖心が起こるようにできている (本文49頁)

人間には自分の身に変化が起こったときに、「戦うか、逃げるか」を瞬時に判断する能力が備わってます。個々の力が弱い人間の生存本能です。

大脳辺縁系が闘争/逃走反応を管理してしていて、今でもその機能は失われていません。

新しいことを始めるときに現状を大きく変えることをしようとすると、脳のこの部分が警鐘を鳴らします。

それをねじ伏せて成功する人も一定数いることは事実ですが、大半の人はこの本能に逆らうことができません。

そのため続けられず「自分は何をやってもダメなんだ」と自己嫌悪に陥ります。

でもそれは本能だから仕方ないんです。

大きな「革新」ではなく小さな「改善」を積み重ねる

ではどうやったら脳の警鐘を鳴らさずに新しいことができるようになるのか。

それは「小さな一歩を積み重ねる」ことです。

目標を決めたら、それを小さく小さく分解していきます。

脳の警鐘が鳴らないレベル、続けられないのが不思議なくらい小さくします。

毎日することが苦にならないレベルまで下げて実践する

例えば「TOEICで800点をとること」を目標とします。

多くの人は「毎日1時間」勉強するというような目標を立てると思います。

でもそれでは続かない。

1時間じゃなくて、1ページだけ、いやいや単語10個だけを毎日覚える。

それも続けられないくらいハードルが高いのなら単語3つだけ

なんなら毎日本を開くことから始めてください。

それじゃあ目標達成するまで何年かかるんだよってバカにされるくらい簡単なレベルにしましょう。

大切なのは脳が警鐘を鳴らさないくらい小さいレベルにすること。

毎日本を開くことが普通になったら、少しずつレベルを上げていきましょう。

目標のために今日からできることはなんだろう?

「千里の道も一歩から」

有名なことわざですが、やりたいことをするためにはこれが大事。

そのためにできることとして本書ではいくつも「小さな〇〇」が紹介されています。

・自分に小さな質問をする

・小さな思考を活用する

・小さな行動を起こす

・小さな問題を解決する

・小さなごほうびを与える

・小さな瞬間を察知する

苦にならないほど小さくすることをこれでもかと念を押して書かれています。

「今日できる簡単なことは何だろう?」と質問し、実践した自分をイメージし、実際に行動を起こす。

イメージから行動まで1か月以上かかってもOK。大事なのは脳の苦痛にならないレベルでやること。

 もし続かないのならさらに小さい一歩にする。

なりたい自分になるために「今日できることはなんだろう」と考えていきましょう。

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