2014-09

本・漫画

【小説感想】本気でバカやる青春時代『キケン/有川浩』

有川作品は外れがないのがすごい。痛快爽快な大学ライフ。これ読んでると学生の頃に戻りたくなります。 本の情報・あらすじ キケン/有川浩(新潮文庫) ごく一般的な工科大学である成南電気工科大学のサークル「機械制御研究部」、略称【キケン】。部長・...
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【小説感想】殺戮は進化の課程で得た合理的なものなのか?『虐殺器官/伊藤計劃』

虐殺器官…なんてインパクトのあるタイトルなんだ。 本の情報・あらすじ 虐殺器官/伊藤計劃(早川書房) 9.11以降の“テロとの戦い”は転機を迎えていた。先進諸国は徹底的な管理体制に移行してテロを一掃したが、後進諸国では内戦や大規模虐殺が急激...
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【小説感想】“美”にかける執念『モンスター/百田尚樹』

美しくなることだけに人生のすべてをかけた女性の物語。その姿勢は狂気そのもの。 本の情報・あらすじ モンスター/百田尚樹(幻冬舎文庫) 田舎町で瀟洒なレストランを経営する絶世の美女・未帆。彼女の顔はかつて畸形的なまでに醜かった。周囲からバケモ...
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【小説感想】最恐のスプラッターホラー『殺人鬼——覚醒篇/綾辻行人』

とにかくグロいので読むときは注意して読むこと ダメな人は本当にダメです 本の情報・あらすじ 殺人鬼——覚醒篇/綾辻行人(角川文庫) 伝説の傑作『殺人鬼』、降臨!!’90年代のある夏。双葉山に集まった〈TCメンバーズ〉の一行は、突如出現したそ...
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【ラノベ感想】少女と宇宙人の逃避行『推定少女/桜庭一樹』

古本屋で気になったので購入。今は角川で加筆されてるのが出てるんですね。せっかくならそっち買えばよかったです。 本の情報・あらすじ 推定少女/桜庭一樹(ファミ通文庫) 「あんまりがんばらずに、いきていきたいなぁ」 巣籠カナは、そんな言葉を呟い...
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【ラノベ感想】オツベルと像の仲が良いままだったら『オツベルと笑う水曜日/成田良悟』

何気に成田良悟作品を読むのは初めて。シリーズものは長すぎてちょっと手を出す気になれないので。 本の情報・あらすじ オツベルと笑う水曜日/成田良悟(メディアワークス文庫) 現場に残るメッセージの謎とは―― 『己の身が清廉潔白である事を証明しよ...
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【小説感想】それぞれの事件に関わる「髑髏」の真実とは『狂骨の夢/京極夏彦』

このシリーズは1回読むのに体力がすごいいるのでその気になるまでずっと積んでました。ようやく3巻。 本の情報・あらすじ 狂骨の夢/京極夏彦(講談社文庫) 夫を4度殺した女、朱美(あけみ)。極度の強迫観念に脅える元精神科医、降旗(ふるはた)。神...
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