スマホの同じ著者の「運動脳」を読みました。
スマホ脳はスマホがなぜ我々の意識を惹きつけるのか、それによって集中力がいかに低下するか警鐘する本でした。今回の「運動脳」は運動が脳にどのような影響の及ぼすのかを科学的に解明した本になります。
読めば運動したくなること間違いなし。2年前にマラソン走ってからチョコザップをやめて完全に運動から遠ざかってしまったのがもったいない。そのまま続けて習慣化できればよかったのに。まあ、それはこれからまた始めればいいので。
本書では結論として、週3日以上、1回30分程度の有酸素運動を勧めています。運動には有酸素運動以外にも筋トレやHIITのようなインターバルトレーニングもありますが、有酸素運動が一番脳に効くことが科学的に証明されているようです。
なぜ有酸素運動なのか。それは一定時間心拍数を上げた状態にすることが重要になるからです。
有酸素運動で心拍数を上げる → 脳の血流が増えて酸素や栄養が十分に行き渡る → 脳が活性化する という流れ。
ランニングじゃなくてもスイミングだったりサイクリングだったりでもいいっぽいけど、すぐできそうなのはランニングだよね。
運動するとホルモンが出て〜というのはなんとなくそうなんだろうなと思っていたのですが、興味深かったのは運動によって脳が物理的に大きくなるのが証明されたということです。
記憶を司る海馬は普通に暮らしていると1年に1% ずつ小さくなっていくそうですが、運動を続けてると1年で逆に大きくなったという実験結果が出ているのだとか!
思考したり感情を抑制したり理性を司る前頭皮質も運動によって大きくなります!
脳は運動によって若返る。さらに運動して脳の血流を増やすようにすると認知症の発症率もガクッと減るのだとか。将来何が一番怖いってボケることが一番怖いと思ってるのでこれは朗報。サウナの本読んだときも週何回もサウナ行く人とそうでない人とでは認知症の発症率に差が出るってのを見たけどそんな頻繁にサウナなんて無理なので、やっぱり運動がお手軽な気がする。
年をとっても理性的で記憶力が良くてボケてない。そんなかっこいい親になりたい。
大人だけでなく子供の脳にも運動は同様に効きます。運動によって記憶力が良くなり感情のコントロールが効くようになるので、ボーヤにも習い事で運動をさせるようにしたい。
ちなみに脳トレは効果がないとバッサリ切り捨てていました(笑)
とりあえずまた踏み台昇降から有酸素運動始めてみようかな。HIITトレーニングの習慣化も対してできてないし、いきなり30分は無理だろうけどスモールステップで少しずつ習慣化したい。
コメント