【本】『神様のパズル/機本伸司』感想。宇宙を作り出すことはできるのか?天才少女が世界の真理に挑む【☆3】

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本のあらすじ

神様のパズル/機本伸司

留年寸前の僕が担当教授から命じられたのは、不登校の女子学生・穂瑞沙羅華をゼミに参加させるようにとの無理難題だった。天才さゆえに大学側も持て余し気味という穂瑞。

だが、究極の疑問「宇宙を作ることはできるのか?」をぶつけてみたところ、なんと彼女は、ゼミに現れたのだ。僕は穂瑞と同じチームで、宇宙が作れることを立証しなければならないことになるのだが…。

第三回小松左京賞受賞作。

Amazonの商品ページより
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面白さ

☆☆☆★★

物理に興味ない人には内容が難しいかも…

映画化もされてますが、あらすじ見たら全くの別物だった(笑)

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感想

「宇宙は作れるのか」をテーマにテザインベビーの穂瑞沙羅華とダメ大学生の綿さんが挑むお話です。物理化学を勉強している人なら楽しく読めると思います。

宇宙は人類の力で作れるのか。神様が今自分たちがいる世界を作ったのならそこには作るためのルールがあるはず。そしてそれがわかれば自分たちでも作り出すことは可能だ。

ということで天才の沙羅華が謎に挑み、主人公の綿さんは沙羅華に振り回されます。

テーマはめっちゃ興味深いのですが、出てくる専門用語についていけず雰囲気で読んで「なるほどなあ」とわかったふりしてました(笑)

物語としては難しい物理の話が続くだけではなく、綿さんがおばあちゃんの代わりに農業をやらされたり、憧れの保積さんにアプローチしようと奮闘したりと小難しい物理とは正反対の話を挟みながら進行していきます。

そんな男女のやり取りやおばあちゃんの生き方を読みながらだと「物理学が世界の謎を紐解いてもそれだけで世界は説明つくもんではないよなあ」と綿さんの卒論と同じようなこと思ってしまいます。

世界の謎が暴かれてすべて数式になっても、それだけで自分たちのすべてが表されるとは思えないですよね。

ただ、沙羅華がのキャラが強かったのでそんな凡人の考えを跳ね除けた終わりを迎えるかと思ったら、ありきたりな終わりを迎えたのが少し物足りない。

シリーズが続いてるみたい(外伝?)なのでキャラたちのその後が書かれているのか気になります。

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