【本の感想】「運がいい人の法則/リチャード・ワイズマン博士」運のいい人と悪い人の違いは挑戦の回数だ

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4月に買った「運のいい人の法則」をようやく読了しました。5月を通り越してもう6月ですが。

5月に買った本はまだ3割くらいしか読めてませんが、6月になって2冊新たに購入しました。

読みたい本が常にあるのはいいのかもしれませんが如何せんペースが遅い。図書館と違って期限もないので読めるときに読んでいきます。

ということで「運のいい人の法則」についてです。

なんか既視感あるなと思ってたら以前に読んだことがありました(笑)多分そのときは図書館かな。

とはいえその時にやってみた幸運のワークショップも数日で飽きたし内容も忘れてたので、読み返して良かったです。

で、本を読んだ感想を少し。

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運のいい人と悪い人は世界の捉え方が違う

運のいい人と悪い人は、本当に運の良さが違うということはありません。

運のいい人が高確率で宝くじを当てることができるとか、悪い人は事故に会いまくるとか、そういうこともありません。

運がいい人は最終的に良いことが起こると思ってるから、とにかく行動を起こすし失敗しても次に活かそうとする。ポジティブだから新しい出来事や出会いに積極的に関わろうとする。結果、良いことが起こりやすい。

運の悪い人は逆に、どうせ悪いことが起こると思ってるから、新しいことをやらないし、失敗したら「それ見たことか」と思って終わるし。何もしなくなる。結果、チャンスが巡ってこず失敗が多く起こる。

コップに水が半分入ってるときに、半分も入ってると思うのか、半分しか入ってないと思うのか、に似ていると思いました。

本のなかで、運のいい人と悪い人に同じシチュエーションを用意したときに行動がどう違うか。というのが面白かったです。

運の悪い人は周囲に目もくれずただ喫茶店で飲み物を頼むだけなのに対し、運のいい人は周囲を見てるからスタッフがわざと落としたお金を拾うし喫茶店にいた実業家に話しかけて新たな人間関係を作ります。

まさにネトゲにおける自分と嫁ちゃんだな、と。新しいコンテンツにガンガン挑戦して知らない人とも交流していく嫁ちゃんと、最低限のコンテンツしかしない自分…。

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運のいい人は不運に見舞われないように行動する

もう一つ印象的だったのは運のいい人は、不幸に見舞われても「最悪な事態にならなくて良かった」とポジティブな考え方をする人が多いのだそうです。

失敗は成功の母、みたいな感じであのときの不運があったからこそ幸運をつかむことができた、と。

事態が悪い方向に傾いたときに、運の悪い人は「どうせ何をしてもダメになる」と思うので何も行動せず思ったとおり悪い結果になります。

それに対して運のいい人は行動すれば良い方向になると思ってるのでとにかく何かします。結果的に悪いことが起きても最悪な事態にならなくて良かった。と思います。

行動する人は物事を少しでも自分の思う方向に動かすことができるので、その差が自信へとつながっていくわけですね。

運の悪い人の負のスパイラルから抜け出す

では運の悪い人が、運の良い人になるにはどうしたらいいのか。

本書には「幸運のワークショップ」と題して運のいい人になる方法が書かれています。

運のいい人には日常の良かったことを見つける目を養うことが大事です。

日々の生活で運の良かったことを日記に書いて前日のを読み返すことをします。不運なことでもこうならなくて良かった。とポジティブに書き記します。

そして運のいい人の行動を真似ること。意識的に以前できなかったことや新しいことに挑戦したり、瞑想で直感を鍛えたり、最悪の事態にならないように立ち回ったり、何もしないということをしない。

運が悪いよりは運がいい人になりたいし、なんならちょっと運がいい人よりめっちゃ運がいい人になりたいので新しいことに挑戦していきたい。

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