【漫画感想】『服を着るならこんなふうに/縞野やえ』ファッションセンスがないと嘆く男性必読!ファッション音痴に優しい漫画!【全13巻連載中】

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 ファッションに悩んでいませんか?

僕もそうです。昔からファッションにはうとく、そのまま大人になってしまいました。

今さらオシャレとか無理だよなあと諦めていたんですが、「ファッションはセンスではなく理論」と豪語するMBさんという方を知りました。

具体的にオシャレのポイントを説明するMBさんの本は面白く勉強になります。

そんな彼が監修した漫画が今回紹介する『服を着るならこんなふうに』です。

ユニクロでもオシャレになれる。これ読んだら自分にもできそうな気になります。

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『服を着るならこんなふうに』のあらすじ

『オシャレなんてまったくわからない社会人男性が服を好きになっていく』漫画です

主人公の祐介は仕事はまじめだが、家ではゲーム三昧で過ごすぐーたら社会人。

ファッションなんぞには当然興味がなく、服の値段を見て「これならゲームが○本買える」と考えるような彼だが、ある日事件は起こる。

地元の同級生と飲みに行くと、自分以外のみんなは年相応のお洒落をしていたのだ!!(ちなみにそのときの祐介の格好はジーパンにパーカー)

ショックを受け「俺にはファッションセンスがない」と諦めてしまう祐介に、妹の環がメンズファッションのイロハを手ほどきしていく…

web-ace.jp

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ファッションって何をどう学べばいいかわからない

祐介は久しぶりにあった小学校の同期たちがみんなオシャレになっていることにショックを受けます。

みんながオシャレなのに自分は野暮ったいジーンズとパーカー。

負けじと自分もオシャレな服を着ればいいのですが、そもそもオシャレな服ってどう選べばいいかわからない。と自己嫌悪に陥ります。

この第1話の祐介の気持ちがすごくわかる。

オシャレすればって言われても何を着ればいいのかわからない。みんなその服はどこで見つけてくるの?

ていうか着こなしは誰から教わるの?

ってなって僕もずっとわからないままでした。

服にそんなお金をかけたくないからオシャレじゃないのは仕方ないって…。

『オシャレな服=値段が高い服』は間違っている

 「いい服が欲しくても服にそんなお金かけたくない」って思ってたんですけど、それも間違っていたみたいです。

この漫画で最初に祐介が訪れたお店はユニクロでした。

ユニクロなら僕でもよく服を買いに行いくところで、高級な店ってイメージはありません。

もちろんユニクロの商品がすべて良いわけではありません。でも物によってはブランドもの顔負けの商品があるのだそう。

この漫画ですごいのはこの店のこの服がいい」って具体的に提示してくれるところです

作中ではユニクロの商品が何回もでてきます。靴もコンバースの靴をおすすめしてたりとブランドものではなく、普段の服を買うのとそう変わらない値段で買えるものをチョイスしてくれてます。

ユニクロだったら店舗はたくさんあるので、漫画読んでてこれいいなって思ったのを実際にその店にいって確かめることができます。

僕はこれで1話に出てきた「ユニクロのスキニーフィットテーパードジーンズ(黒)」を買いました。

テーパードの意味をこの漫画で初めて知りました(笑)

普段気にとめてなかったんですが、改めて見るとズボンってこんなに種類があるんだなあって。

オシャレをセンスではなく理論で説明

オシャレをするにはセンスが必要だと思っていました。だからこそ興味がないまま大人になった自分には無理だと。

でもこの漫画では具体的な商品とともに、服のどの部分に注目したらいいかを詳しく説明してくれます。

この漫画の監修をしているMBさんは、「オシャレに必要なのはセンスではなく理論を知ること」をもっとーに自身のブログなどで服の情報を提供している方で、

この漫画もそのファッション理論をもとに書かれています。

男性のオシャレな服装にはいくつかのルールがあって、それに従って服を選んでいけば誰でもオシャレに見えるのだそうです。

漫画に出てくるものだけでなく、MBさんの自身のブログや日刊SPAに寄稿してある記事の中でもユニクロやGUの商品を取り上げたものがあり、「これなら僕でもできそう」って思えるのがたくさんあるので読んでて楽しいです。

www.neqwsnet-japan.info

なんとなくで服を選んでいた自分にとっては目から鱗でした。

ちなみに自分の今持っている服は、この本に載ってあるオシャレに全然当てはまってないです。わかっちゃいたけどちょっとショックでした(笑)

この漫画とMBさんの著書を読めばめっちゃオシャレにはならなくてもそこそこオシャレになれると思います。

ハウツー本としてだけでなくストーリーも面白い

ただの服の解説本ではなくて、もちろん話も面白いです。

一着のズボンを買ったことから、徐々に服に興味を持っていく祐介を見てると自分もこんなふうに服を着ることを楽しめるようになれたらなあって想像してしまいます。

絵がとてもきれいなこと+服選びの基準がモノトーンなことのため、イラストでも服のイメージがしやすいのが良いですね。

あと作中に出てくる女の子がみんなお洒落で可愛い。

おわりに 

「ファッションには興味ないから」って開き直る前に一度読んでみてください。

これなら自分にもできそうって思えます。

新しく服を買うときはこの漫画の考え方で選んでいきたいです。

公式サイトで試し読みできます。