【本】『ぼくたちが選べなかったことを、選びなおすために。/ 幡野 広志』【☆4】

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幡野さんの本3冊目。

自分の息子にあてた「ぼくが子どものころ、ほしかった親になる。」、いろんな人の相談にのった「なんで僕に聞くんだろう」と考えさせられる面白い本でした。

この本はインタビューしにいった人の話も載っていますが、主に幡野さん自身のこと、癌が判明したときのこと、自殺を考えたときのこと、そこからどう生きるか、どう死ぬか、を考えたことなどが書かれています。

この本も面白いです。

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本の詳細

ぼくたちが選べなかったことを、選びなおすために。/ 幡野 広志

「34歳のときに治らないがんの告知を受けた。
後悔はない。それは、すべてを自分で選んできたからだ。

生きにくさを感じている人に、生きやすさを感じてもらえることを願って――。」

家族、友人、仕事、お金、自分の居たい場所、そして生と死。
命を見つめ続けてきた写真家が、大切にしてきた「選ぶ」ということ。

自らが取材したがん患者や、患者の関係者たちとの対話を通して見えてきたもの。
最後に選択するという安楽死について。
生きにくさを超えるために、自ら「選びとる」ことの意味を、強くやさしいことばで綴る。

「子どもって人生において選択肢を選べることが少ないですよね。
“与えられた”や“奇跡”という綺麗な言葉で言い換えることもできますが、
親や家族はもちろん、生まれ育った地域で最初の友人も決まるわけです。

社会の大人からいい子であることを求められて、子どものころから選ぶ習慣がないから、
大人になっても自分の人生を選べない、考えることが苦手な人がいるんだなぁと感じます。

子どもの頃って、どうしても選ぶことができないけど
大人になったり、病気で人生が短くなってくると、
じつはなんでも選べるし、選ばないといけないんですよね。

生きにくさを感じている人に、生きやすさを感じてもらえることを願っています。

Amazon商品ページより
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面白さ

☆☆☆☆★

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感想

癌と判明するまでの経緯、余命宣告されてから何を成すか、残される妻と子供に何ができるか、 そう遠くない最期はどのように迎えるか。

序盤から涙が出そうになった。

自分と大きく年齢が違わないのに物の見方、考え方がぜんぜん違う。もし自分が余命幾ばくもないとわかったら、この人のようにちゃんと自分を見つめることができるのだろうか。

この本には普段知ることのできない患者側の視点がたくさん書かれていて、そこがとても興味深かったです。ハッとさせられる。

たとえば、病気になったあとどう生きていくかは「自分」が選ばなきゃいけないのに、「家族」と「医師」が勝手に決めてしまうことがよくあるのだとか。

後悔しない生き方をするためには自分で選ばなければいけない。何を優先するかも、誰をパートナーに選ぶかも、最期をどう迎えるのかも。

幡野さんはスイスにある安楽死を選択できる会員に登録しているそうです。病気がひどくなったときに自分のまま最期を迎えられるようにと。

日本では安楽死は認められてないのは知っていますが、スイスでは他の国の人も受け入れてるのは知りませんでした。

またNASAの直系家族の考え方が興味深かったです。

直系家族は自分が選んだパートナーと子供のみ、親兄弟は直系にはあたらない。

友達もパートナーもやりたいことも仕事も、後悔せんように全部自分で選んでいきましょ。

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