【ラノベ感想】魔眼オークションどころじゃない『ロード・エルメロイII世の事件簿 4 case.魔眼蒐集列車(上)/三田誠』

本・漫画
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この冬コミで下巻が出たので積んでた上巻をようやく読破。

買いが進めば進むほどグレイが可愛くなるし、ウェイバーが好きになるしほんとたまらない。

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本の詳細・あらすじ

ロード・エルメロイII世の事件簿 4 case.魔眼蒐集列車(上)/三田誠(TYPR-MOON BOOKS)

「見ることは、人間の歴史で最初の魔術だ」

魔眼蒐集列車。それは欧州の森をいまなお走り続ける伝説。

とある招待状によって巻き込まれたロード・エルメロイII世は、天体科(アニムスフィア)の一族たるオルガマリーたちとともに、魔眼のオークションに参加することとなる。

しかし、エルメロイII世にとっての目的はオークションにあらず。彼にとって欠くべからざる――奪われた誇りを取り戻すことだった。魔眼を欲する者と、魔眼を疎む者。秘中の秘たる『虹』の位階の魔眼とは。

幾多の瞳の見つめる中、第三の事件が幕を開く。

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type-moonオールスター感謝祭

この事件簿はfateシリーズだけでなく、月姫、空の境界とtypemoonのありとあらゆるキャラと設定を盛り込んできます。

なので型月に嵌まっている人ほど面白い。

今回は今や大人気スマホゲームfgoからオルガマリーちゃんが、アニメ化の決まったアポクリファからカレウスが出てきます。

さらに物語の舞台は二十七祖のあのキャラが関わった魔眼蒐集列車。

こんなのいたなあってなるような設定から新しいのまで節操なく取り込んで話が展開していくのがほんと読んでて楽しい。

ここで空の境界で橙子さんが話してた「未来視の予知と測定の違い」をおさらいするとは思わなかったです。

カレウスも最初は見たことあるけど誰やっけな?ってなってた。

この世界線でも才能溢れた姉ではなく凡人な弟が魔術を引き継いだのね。

カレウスに相性が良い魔術が電気系ってのはアポクリファ読者にはじーんとくるもんがありました。

なんだよ。そこにいたのかよ。

回を重ねる毎にピンチになるウェイバー

第五次聖杯戦争が近づくなか、彼の半身ともいえる彼の王の聖遺物が盗まれます。

盗人の要求に従って魔眼列車に乗り込んだウェイバーは、そこでまさかのサーヴァントと遭遇。

しかもあのイスカンダルと縁のある英霊で…。

自分で思っていても、王の側近にボロクソに言われるとへこむよねえ…

サーヴァント相手に手も足もでず、心も体もボロボロになってしまうウェイバー。

主役なのに後半寝込んでるだけとかダメだからね!下巻では頑張って復活してくれよ!!

冬木じゃないのにサーヴァントがいるってだけでも厄介なのに、未来視と過去視の魔眼持ちをすり抜けて起こった殺人事件もあるわ、列車はアインナッシュの仔に突っ込むわで

てんやわんやな状況に。

ウェイバーが復活できるかも定かではないのに後半どうまとめるんだこれ。

幼女オルガマリーちゃん可愛いいーーー

今回のお話は表紙でわかるように、FGOの不遇ヒロイン:オルガマリーちゃんが登場します。

FGOの時よりも幼く、教育係と一緒に魔眼蒐集列車に乗ってきたオルガマリーちゃんはここでも不憫な目に遭います。

やっぱりそういう星の元で生まれたのかな…。

アインナッシュの仔に突っ込んだときも、「一人でも自分の身は守れる」とか言って部屋に籠るとかいう死亡フラグの立つようなことをしてます(笑)

こっちの世界戦では幸せになってほしい。

どことなくエリちゃんを彷彿とさせ魔眼女子イヴェットちゃんもいいキャラしてるし、後半どうなるのか楽しみ。

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