FGO楽しんでますか?
課金したい欲と戦いながら楽しんでます。
Twitterで見かけ面白そうと思って昨年買ってから積んでた本をようやく読みました。
Grand Order/Alternative(上) デザイン改訂版(アセティック・シルバー)の通販・購入はメロンブックス | メロンブックス
真に迫る贋作
物語の内容よりもまず凄いと思ったのがその装丁。
本のサイズからカバーの質感から表紙のイラストまで
限りなくオリジナルのTYPE-MOON booksに近づけてあります。
上巻のイラストを担当したのはFGOでもサーヴァントや礼装のデザインを手がけるlackさん!
試しにアポクリファと並べてみます。
これ何も知らずに見て二次創作とわかる人どれくらいいるんだろうか。
それくらいクオリティが高い。
さらに背表紙。
一緒に本棚に並べても全く違和感がありません。
すげえ。
まさにフェイカー。原作リスペクト半端ないです。
ただ余りにも真に迫りすぎたため、公式はなんも言ってないのに悪意のある第三者が「ガイドライン違反してる」と騒いだせいで大変な目にあったのだとか。
話のあらすじ
なんやかんやで7つの特異点を修復してきた。藤丸立香とマシュ。
ゲーティアとの決戦を目前にして新たな特異点が出現したとの報告が。
修復したはずのローマが江戸時代幕末と融合し新たな特異点となったという…。
再びローマにレイシフトしたところ、そこにはローマの土地や人を奪いとって占領している江戸幕府の姿が…。
ローマを奪還するため立香とマシュはサーヴァント・ライダーとともに江戸幕府との戦いに挑む!
本編とは異なる特異点を乗り越えたカルデアの物語
作中のカルデアは本編のシナリオといろいろ異なるところがあります
大きなところでいうと、
・修復してきた特異点の内容が異なる
人類のターニングポイントとなった出来事は特異点になる可能性がある。ただしそれは7つだけとは限らないのです。
ターニングポイントとなる出来事はたくさんあります。また同じ出来事でも、その在り方によって異なります。
ちなみにこの物語のカルデアが修復してきた特異点は以下の7つ
夢幻漂流砂海「マケドニア」
永世死霊帝国「ローマ」
神仙浮遊魔城「梁山泊」
東洋廃仏機神「シュリーヴィジャヤ」
秘境文明大戦「アステカ」
円卓獅子戦争「ブリタニア」
曙光大逆史説「エジプト」
それっぽい!!ざっくり特異点の内容も書いてあるんですがどれも面白そうなのでそれぞれ1冊ずつ書いてくれないでしょうか。特にブリタニア。
・マシュが長髪(残念ながらイラストなし)
マシュが長髪だったら表紙のマシュはどういうことなん?と思うかもしれません。
盾を持ってないどこか禍々しいマシュ。それは読んでからのお楽しみです。
・オルガマリー所長が生きている!
もし所長が生きていたら…と考えたことのあるマスターにとっては彼女がカルデアからサポートしてくれる展開は熱いよね。
しかもカルデアから指示を出すだけでなく、彼女にも大きな見せ場があります。
オリジナル英霊が強い。本編にも出そう。
表紙にはマシュ以外にもう1人描かれています。
彼女はこの特異点において立香の味方となってくれるサーヴァント:ライダー
真名:ハンニバル・バルカ
カタルゴの将軍で「ローマ最強の敵」と恐れられた英雄です。
TYPE-MOONリスペクトということでもちろん女性(笑)
明るく奔放でケセラ・セラな性格でした。
ローマの蹂躙されたローマの現状を目の当たりにし、さらに敵襲にあい深刻な事態に陥っても持ち前の明るさは変わらずで、チームには不可欠なムードメーカーでした。
でも持ってる能力はえぐかった(笑) チートだよチート。立香くんの魔力根こそぎ吸い取られちゃう。
戦闘描写がめっちゃ派手
話を通してわかる人にはわかる小ネタだったり、シリアスな場面だったり、恋愛パートがあったりといろいろな要素が詰め込まれてるのですが、特に戦闘シーンがかっこよかったです。
江戸幕府といえば…もちろん相手は徳川家。最も有名な徳川〇〇が敵として立ちはだかります。
ハンニバルの能力もチートだと思ってましたが、相手もすごい。こっちもチート。
同人誌ならではのいろいろてんこ盛りな強さでした(笑)
幕府だけでなく新選組も出てきます。沖田さん登場しますよ!
土方歳三も出てくるんですが、なんでも上巻執筆中にFGOで土方歳三が実装されたので書き直すはめになったのだとか。
複数の戦闘が同時進行で展開していく下巻はワクワクが止まらなかったです。
オリジナル英霊たちの宝具をぶっぱするときの詠唱がかっこいいよね。
読み応え抜群で面白かったです。
同人誌とは思えないクオリティと同人誌ならではの部分とがうまいことミックスされたFGO同人誌でした。
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