【ラノベ感想】クラスのあの子は小説家『東雲侑子は短編小説をあいしている/森橋ビンゴ』

本・漫画
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ネットでおすすめされてたラノベ。全3巻ということで購入。

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本の情報・あらすじ

東雲侑子は短編小説をあいしている/森橋ビンゴ(ファミ通文庫)

何事にも無気力、無関心な毎日を過ごす高校生、三並英太。楽そうだからという理由だけで図書委員になった彼は、ともに委員を務める東雲侑子の熱のない静けさに、自分の空虚さに似たものを感じていた。しかし偶然彼女の秘密を知ってしまったことから、自分との違いを思い知らされる英太。だが、その秘密のために、彼女と距離を縮めることになり、失ったはずの感情に胸を締め付けられていく……。早熟な少年少女に贈る、もどかしく苦いラブストーリー。

 

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甘酸っぱくてストレートな青春恋愛小説

不器用な主人公とヒロインが織りなすまっすぐな恋愛小説。どたばたハーレムものとかではなく、いろいろ悩みながらも一歩ずつ距離を縮めていく課程が面白い。

同じクラスで同じ図書委員の東雲侑子が隠れ作家であると知ってしまった三並英太。サインをもらうことと引き換えに東雲侑子から提示された「お願い」により、二人の距離がただのクラスメイトから一気に近づくことになり…。

過去のトラウマから特に恋愛に対してネガティブな主人公が考えすぎて空回りしてる様子が青春してるなあと。三並英太の一人称で話は進む形式で、東雲侑子が基本的に無表情なこともあり自分に気があるのかそれともただお願いのためにいるだけで特別な感情はないのかと、主人公と一緒にやきもきしながら読み進めた。

主人公の一人称で進むのに対し合間に挟まれる物語がある人物の内面を表しているのが良かった。結局は似た者どうしということで。全3巻なので続きも読もうと思う。

続き読んだけど感想書かないままだったよ。巻を追うごとに侑子ちゃんの書く小説(侑子ちゃんの内面)に変化が出てくるのが面白かったです。

2016/10/29追記

最新シリーズ「この恋と、その未来」がめちゃくちゃ面白いです!!

大人になった東雲侑子と三並くんの二人も出てくるので二人のその後が気になる人はおすすめです

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