【本の感想】『イラストでまなぶ! 戦闘外傷救護 -COMBAT FIRST AID-増補改訂版/照井 資規』怪我をしたときにどう対応するかが命の分かれ目!

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大きな事件やテロが起きたとき、その場に居合わせた人たちが怪我人の手当をすることができれば死者を大幅に減らすことができます。

救急車は呼んでから到着するまで平均8.7分かかります(総務省  「令和元年版 救急・救助の現況」の公表 )

救急車が来るまでに何ができるのかを多くの人が知っていれば、AEDのように外傷救護セットが街中にあれば、患者さんが危険な状態に至るまでの時間をかせぐことができます。

本書では外傷の種類、トリアージ、処置の仕方をイラストや写真を使いながら説明されています。

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本の詳細

イラストでまなぶ! 戦闘外傷救護 -COMBAT FIRST AID-増補改訂版/照井 資規

ビジュアルで理解できる日本初の総合的救命ハンドブック最新の情報と追加の図版を加えて大幅アップグレード!

◆救命止血法は2018年11月の外傷救命国際会議に準拠
「日本国テロ災害等の対応力向上施策」に完全適合
◆心肺蘇生法は最新のガイドライン、「アップデート2018」に準拠
◆CBRNe対処、心肺蘇生、低体温と救命手当の範囲を拡大

■戦場での死因とは? いかに命を救うのか! ?
アメリカ軍による戦闘医療データをもとに、現代の戦闘やテロ、大規模災害で発生しうる様々な外傷(銃創・爆傷など)について、その防護から救命に与えられた時間、その処置と対応を豊富なイラストで解説する。
・戦闘やテロにおける死因(どうなると人は死ぬのか/何分で死ぬのか)
・プレートキャリア、ヘルメットなど装備による予防効果と正しい着装法
・大出血から命を救う止血帯と圧迫包帯の使用法
・大出血からの救命・胸部外傷からの対応をフローチャート形式で解説
・爆弾テロなど同時に多数の負傷者が発生した場合の対応メソッド
■持ち運びやすいサイズにイラストや写真を満載した実用のための一冊

頭部外傷への処置 /頸部外傷への処置・頸椎の安定化 /目の損傷への処置/手足からの出血への止血(手足が残っている場合、離断した場合)/四肢結合部の止血/骨盤損傷への処置ほか
(本書は医師や救命士を待つ時間の無い致命的外傷に対して、全ての人が行える初歩的で実践的な技術を掲載)

※本書は2018年2月に発売された『イラストでまなぶ! 戦闘外傷救護 -COMBAT FIRST AID-』を大幅に加筆、最新の情報を踏まえて修正したものです。

Amazon商品ページより
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戦闘外傷だが日常の事故のときにも応用できるかも

戦闘外傷と聞くと日本ではあまり必要ないかもしれないが知っておいて損はないかなと思い読みました。

怪我をした人を前にしたときにまず何を確認すればいいのか、どういった処置をすればいいのかを挿絵とマネキンを使った写真が豊富に使って説明されてます。

事故現場に遭遇してしまったとします。何もできずぼーっと見てるだけでは救急車が来る前にその人は死んでしまうかもしれません。到着するまでに簡単な手当をすることができれば命をつなぐことができます。

そのためにはまず怪我をした人のどこを確認してどういう手当をするのか知っていないといけません。

この本は戦闘にいよる怪我について書かれていますが、戦闘じゃなくてもレジャーで怪我をしたとき事故現場に居合わせたときに救急車が来る前に何ができるだろう?って考えながら読むと学びがあるかと。

とりあえず止血のやり方は覚えておきます。

清潔なガーゼを当てて圧迫する。血管を塞ぐのではなく血液と異物が接することで血が固まる作用を利用する、というははじめてしりました。

たまに登山をしたりするので応急セットみたいのを作ったほうがいいかもなあ。

本で読んでても実践してみないとできないので、そういった講習はやってないかなあと調べてみたら、僕の住んでる神戸市では定期的に講習が行われていました。

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心臓マッサージやAEDの使い方だけでなく、怪我の手当や小児の手当など講習もあります。

また消防庁に「応急手当Web講習」というものもありました。

応急手当WEB講習
消防庁が一般市民向けに、救命講習をWEBで提供します。心肺蘇生・AEDの活用などの応急手当を学ぶことができます。

人はいざという時、訓練していないことは出来ないものである

本書より

身近な人が怪我をしたときになにかできるよう講習に行ってみようと思います。(新型コロナが終われば…。)

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