アトピーで身体がかゆい!カサカサしてる肌をなんとかしたい!
皮膚科を受診すると多くの方が塗り薬をもらいます。
でも、塗り薬を使う時にどれくらい塗ればいいのか悩んだことはありませんか?
たっぷり塗ったほうがいいのか?薄く伸ばして塗ったほうがいいのか?いろんな意見があります。
塗り薬は飲み薬と違って適量がわかりにくいです。
ここでは保湿クリームやアトピーに使う外用ステロイドなどの塗り薬の適量の目安:FTU(フィンガーティップユニット)について解説します。
塗り薬の適量は指先第一関節の量で手のひら2枚分!
塗り薬の量の目安としてFTU(フィンガーティップユニット)という考え方があります。
軟膏やクリームのは人さび指の指先から第一関節まで、ローションなら1円玉と同じ大きさの薬の量で、手のひら2枚分(両手の手のひら分)の面積に塗るのが適量です。
始めに塗りたいところの広さが手のひら何枚分か確認してから、それに合わせてから塗り薬の量を決めましょう
FTUの量をしっかり塗るとティッシュが落ちない!
FTUの量の塗り薬を実際に塗ってみるとベタつきさにびっくりすると思います。
指先から第一関節までってけっこう量が多いです。それを手のひら2枚って贅沢な感じがします。
ちなみにこれくらいたっぷり塗るとティッシュペーパーが張り付きます(笑)
もったいない気もしますが、それくらいたっぷり塗るのが適量とされてますので臆せず塗りましょう!
ベタつくのが気になる人は通気性のいい綿の手袋や薄手のサポーターをつけることをおすすめします。炎症部分の保護にもなるのでおすすめです。
もしくはお医者さんに軟膏からクリームやローションに変更してもらえないか相談してください。クリームになるだけで全然違います。
塗り薬が何種類も塗るときは広いものから順番に塗る
人によっては塗り薬が何種類も処方されていて、何から塗ったらいいか悩むかもしれません。
塗り薬の塗る順番は基本的に、塗る面積の広いものから塗ります。
例えばよくある組み合わせとして外用ステロイドと保湿クリームの処方があります。
外用ステロイドは炎症が起きてる場所に塗り、保湿クリームは全体に塗ります。
その場合は塗る順番は塗る面積の広い保湿剤から先に塗ります。
外用ステロイドを先に塗ってしまうと保湿剤を塗るときにステロイドも一緒に広げてしまいます。
どちらでもいいと仰る先生もいるのですが、必要な箇所に必要な薬が届くに越したことはありません。
塗る量はFTUでたっぷりと!塗る順番は広いものから順番に!
しっかり塗ってしっかり治していきましょう!
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