例大祭で頒布された秘封探偵の続き。今回は妖々夢編です。
それにしても表紙の幽々子めっちゃ悪そうな顔してますね。
本の詳細・あらすじ
こちら秘封探偵事務所 妖々夢編/Rhythm Five
蓮子とメリーが人間の里に探偵事務所を開いてから半年以上が過ぎた春、幻想郷は5月になっても雪に埋もれるという異変に見舞われていた。ひょんなことから八雲藍と知り合ったふたりは、思わぬ形でその異変――《春雪異変》に首を突っ込むことに。西行寺幽々子はなぜあの異変を起こしたのか? 魂魄妖夢とは何者で、妖忌はなぜ全てを知りながら姿を消したのか? そして、妖怪の賢者の思惑とは。『東方妖々夢』の謎に秘封倶楽部が挑む! 〈ロング・ノヴェル〉で大好評連載中の秘封×幻想郷×ミステリー長編、書籍化第2弾!
こちら秘封探偵事務所 妖々夢編(Rhythm Five)の通販・購入はメロンブックス | メロンブックス
春が来ない異変に隠された謎
今回は幻想郷の春を奪った妖々夢編。
前作もそうですがよくここまで理論付けられるなあと読んでて感心します。
提示された謎は言われるまで気づかないものも多く、そもそもよくあれだけの謎を見つけてこれることがすごいなと。同人書く人はみんなそこまで設定を読み込んでいるもんなんでしょうか?
「幽々子ってほんまに西行の娘なん?」とか紅魔郷編でもそうですが設定を疑ってかかって筋の通った道筋をつけるので「なるほどなー」と思いながら読み進めて行けます。
というか妖忌って公式キャラなんですね。てっきり二次創作発祥のキャラだと思ってました。
にわかですいません。
でもそんなにわかでも十分楽しめます。
「こんな設定あったんだ」的な楽しみ方で作者が意図した楽しみ方ではない気もしますが…。
シリーズ通しての謎に触れる
今回は異変だけでなくそもそも秘封倶楽部がなぜ幻想郷に、しかもタイムスリップもしてやってきたかについてちょっとだけ進展がありました。
二人を読んだのはもちろんあの妖怪。挿絵の紫も悪そうな顔してます。
秘封倶楽部の二人が紫の名前を知っただけでなく、メリーは紫と接触します。
あの琥珀はどう繋がっていくのか。今後の展開が楽しみです。
モフモフは知性を奪い去るのだ
藍しゃまのしっぽ…
極上の羽毛布団のような藍しゃまのしっぽ…
あのメリーが全く抗うことのできない藍のしっぽ…
モフモフしたいなー
今後護衛に着くとか言ってたけどメリーモフりたい放題でうね。羨ましい。
あとがきによると深秘録までやるそうなので先は長いですが続きも楽しみにしてます。
コメント