【小説感想】何かが違っていれば起きなかった悲しい方程式『真夏の方程式/東野圭吾』

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久々のガリレオシリーズ。いつの間にかたくさん出てて追いきれなくってる。

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本の情報・あらすじ

真夏の方程式/東野圭吾(文春文庫)

夏休みを玻璃ヶ浦にある伯母一家経営の旅館で過ごすことになった少年・恭平。一方、仕事で訪れた湯川も、その宿に宿泊することになった。翌朝、もう一人の宿泊客が死体で見つかった。その客は元刑事で、かつて玻璃ヶ浦に縁のある男を逮捕したことがあったという。これは事故か、殺人か。湯川が気づいてしまった真相とは――。

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何かが違っていれば起きなかった悲しい方程式

東野圭吾のガリレオシリーズ。知らんかったけど映画にもなってたみたいやね。

個人的にはこれを読む前に同じガリレオシリーズの「容疑者Xの献身」を読むことを勧める。直接的なつながりはないけども話の内容としては通じるのがあった。基本的に自分から進んで事件とは関わろうとはしなかった湯川が今作では序盤から事件の解決へと関わろうとする。それはある人物を気にかけてのことだった。これは多分「容疑者Xの献身」で起こったことが心境の変化へとつながったんだろうなーとか思ってた。

が、事件の真相は完全に意表を突かれた。まさか最後で明かされた真犯人は完全に予想外だったわ。

最初はなんの繋がりもなかった登場人物たちが、玻璃ヶ浦と東京で同時に捜査が進むにつれて徐々に明らかになってくるので話が進むほどパズルのピースが埋まっていく感じで面白い。玻璃ヶ浦と東京の場面転換のテンポが良かったのも読みやすくて良かった。

真相や犯行で行われたトリックが明かされたときの痛快さとかはないし、それぞれの登場人物の情が深かった故に起こった事件とはいえあの終わり方はいいのか疑問やったけども、それは湯川は刑事ではなくあくまで物理学者ってことなんやろうな。子供相手にも真剣に科学の話をし、子供だからとバカにせずちゃんと向き合ってる湯川おや、草薙&内海の警察コンビもチームワークがどんどん良くなってるのがわかる描写がいい感じだった。

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