【ラノベ感想】人間と吸血鬼の一夏の恋『ヴァンパイア・サマータイム/石川博品』

本・漫画
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あらすじで面白そうだと思ったので購入。吸血鬼がいることが当然の世界ってどんなんだろうと。

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本の情報・あらすじ

ヴァンパイア・サマータイム/石川博品(ファミ通文庫)

人間と吸血鬼が、昼と夜を分け合う世界。山森頼雅は両親が営むコンビニを手伝う高校生。夕方を迎えると毎日、自分と同じ蓮大付属に通う少女が紅茶を買っていく。それを冷蔵庫の奥から確認するのが彼の日課になっていた。そんなある日、その少女、冴原綾萌と出会い、吸血鬼も自分たちと同じ、いわゆる普通の高校生なのだと知る。普通に出会い、普通に惹かれ合う二人だが、夜の中で寄せ合う想いが彼らを悩ませていく……。夏の夜を焦がすラブストーリー。

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終始ニヤニヤしっぱなし

世界の人口の半分が吸血鬼の世界で昼間は人間の時間、夜間は吸血鬼の時間と住み分けている世界での話。人間の男子高校生:ヨリマサと、吸血鬼の女子高生:冴原(表紙の女の子)のラブストーリー。

ネットで評価が高かったので読破。大きく盛り上がる部分があったわけではなかったけど、ニヤニヤする場面が多く面白かった。ラノベの青春ものでよくあるようなドタバタではなく純愛ものです。

お互いに好きだけど、一歩踏み出せずにもやもやしたり、相手の何気ない言葉や仕草がかっこよく(可愛く)見えたりするのが思春期の恋愛って感じでニヤニヤしながら読んでしまう。特に人間と吸血鬼での価値観の違いやお互いのもつイメージからくるすれ違いが多いのがこの作品の面白さ。

二人の距離が縮まっていく過程がとても好き。あとなんかエロイ。キスシーンとかほんとごちそうさまです(笑)

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