昨年末に入院し手術をした嫁ちゃん。
手術は無事に終わり年末に退院できて、新年は二人で迎えることができました。
しかしガンの手術は切って取ってハイ終わりとなるかは検査結果が出るまでわかりません。
嫁ちゃんが退院できてすごく嬉しかったのですが、検査結果を聞くまでは心のどこかでは不安を感じていました。
嫁ちゃんは僕の前ではそんな雰囲気は感じさせませんでしたが、きっと僕なんかよりも不安だったんやろなと思います。当たり前ですよね。ガンですよ。
ガンの病理診断で調べること
事前の検査や細胞診などによって子宮頸がんであり今回の手術ではそこを切除しました。
手術前の先生からの説明では「これは治療であり診断でもある」と説明されました。
どういうことかというと、手術でガンになった部位を取り除くことは治療なのですが、ガンがそれで取り切れているかは診断してみないとわからないのです。
これを病理診断と言います。
フラジャイルで読んだやつですね。
切り取った部分のなかでガンの浸潤が収まっていれば、ガンは全部切除できたってことで治療はそこで一旦終了です。
もし切り取った部位の断面までがん細胞が浸潤していた場合は身体にはまだがん細胞が残っていることで、追加の治療が必要です。
子宮頸がんの場合は全摘だったり、もしリンパ管まで浸潤が及んでいた場合は転移の可能性も考えないといけません。
まさに今後の人生を左右する診断です。
嫁ちゃんは僕より年下で早期発見だったのですが、絶対大丈夫とは言い切れないため「もしがんが残っていたら…」と思うと不安でした。映画やドラマの話じゃねえかと。
無事にがん細胞は切除できていました
緊張と不安入り混じった検査結果を聞きにく日、その日は病院に一緒に行くために仕事を休みました。
どんな結果にしろ、二人で聞くべきことだと思っていました。
診察の30分前に血液検査をしなければならないということで、嫁ちゃんは先に病院に行き、僕は診察時間につくように行くことに。
待ち時間がすごいので時間ちょうどに行ってもどうせ待つだろうと、たかを括っていたのですが、まさかの血液検査の予約が入ってなくてその分診察が早くなってしまいました。
僕が病院に着く直前に診察の順番が回ってきてしまい、嫁ちゃんがひとりで話を聞くことに…。待合室について所在なさげにしていると診察室から出てきた嫁ちゃんに呼ばれて診察室に入りました。
そのときに嫁ちゃんから大丈夫だったと言われ、先生からもガンの浸潤は手術で取り除けましたと聞いためちゃめちゃほっとしました。
良かった。ほんと良かった。
あくまで今回切除した部位に関してはなので100%再発はないとは言い切れませんが、当面の驚異は去りました。
検査結果を聞いてようやく嫁ちゃんとの変わらぬ日常が戻ってきました感じがします。
今後は定期検診で経過を見ていきますが、これからもずっとこの日常が続いてほしい。
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