【ラノベ感想】魔法少女たちの血みどろな争い『魔法少女育成計画/遠藤浅蜊』

本・漫画
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読みたくても書店になかったから定価より高額になってた中古を買ったのに積んでる間に新装版が出るとか…

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本の情報・あらすじ

魔法少女育成計画/遠藤浅蜊(このライトノベルがすごい!文庫)

大人気ソーシャルゲーム『魔法少女育成計画』は、数万人に一人の割合で本物の魔法少女を作り出す奇跡のゲームだった。幸運にも魔法の力を得て、充実した日々を送る魔法少女たち。しかしある日、運営から「増えすぎた魔法少女を半分に減らす」という一方的な通告が届き、16人の魔法少女による苛烈で無慈悲なサバイバルレースが幕を開けた……。第2回『このライトノベルがすごい!』大賞・栗山千明賞受賞作家の遠藤浅蜊が贈る、マジカルサスペンスバトル!

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魔法少女バトルロワイヤル

可愛らしい表紙とは裏腹に内容はグロい。見た目と内容のギャップがすごい魔法少女物は「まどかマギカ」に通じるものがある。

表紙は魔法少女の一人:スノーホワイト 一応主人公だと思う。

話の流れは、

魔法少女育成計画のソシャゲで遊んでたら実際に魔法少女として働くことになった→人数増えたから減らすことに→毎週マジカルキャンディー(魔法少女として善行を積むと貯まる)が一番低い魔法少女が死ぬ→1週間の間に誰かが死んだらその週は最下位の首切りは無し→血みどろの争いに

という展開。魔法少女が16人も登場するけどそれぞれ特徴的な姿と固有の能力(一人に一つ)のためわかりやすい。能力も戦闘に特化してるものからそうでないものまで。どうやってこれで戦うんだってのも使い方次第で強力な武器になるのが面白い。

300ページにも満たない量の中で魔法少女が徒党を組んだり裏切りがあり魔法少女もバタバタと死んでいくので、展開はとても早い。なのでサクサク読める。意外な展開も多くて面白かった。

たが魔法少女はソシャゲで使用していたアバターの姿なので元は幼い子供から社会人、そして男もいるのでそれぞれの事情もあるけども、16人と人数が多くページ数も少ないことからその内容は薄かったのがなあ。主人公(?)のスノーホワイトも余り魅力的ではなかったし。もっとページ数かけてじっくりと戦略とか登場人物の背景とか書いてほしかった。

続きも買ってあるし続編がどんな風になるか楽しみ。

2016/10/10更新

アニメ始まりました。バトル描写がどうなるかすげえ楽しみ!!

次の巻の感想はこちら

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