【同人誌感想】『灰の星を呑む/hatuburg』星に手の届かなった二人の再開

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レミリア・スタコージウシリーズが面白い同人小説家:hatuburgさんの「やがて君になる」二次創作です。

この本の前にも1作品書かれているのですが、それは未読。BOOTHがどういうのかよくわかってない…。

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本のあらすじ

灰の星を呑む/hatuburg

hatuburgが贈る佐伯沙弥香×小糸侑の社会人百合小説

何も選べなかった、小糸侑。

何も忘れられなかった、佐伯沙弥香。

星が砕けたあの冬から七年を経て、二人は意図せず、望まぬ再会を果たす。

「やっぱり、嫌いだわ、小糸さんのこと」

沙弥香は心を堅く閉ざし、嫌悪を隠さず。

侑はそれが傲慢だとは気付かぬまま、やがて、彼女のパンドラの箱を開く。

亡霊たちが織り成す、願いと独善の物語。

メロンブックス商品ページより
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バッドエンドを迎えた二人の行く末は

やがて君になるの二次創作侑沙本。侑沙のカップリングが好きになるってレアだよなあって思ってたけど読み終わったら侑沙になっていた。

悲哀の末の二人ってくるものがあるね。

文化祭のあと侑が燈子に想いも打ち明けたとこからの分岐した物語です。

バッドエンド後のアフターストーリーでこういう結末もありえたなあってくらい本編味があってすごい。

良くも悪くも侑は優しくてまっすぐでわがままで地雷を踏み抜きながらも向き合うんですよね。

後半はつらい結末になるってわかってても読みすすめる手が止まりませんでした。

それにしても場末の居酒屋でタバコをふかす沙弥香が似合いすぎ。 美人で仕事もできるのに諦めて冷めきった目でタバコを吸う沙弥香。いい。

この本は同人誌なのでメロンブックスで委託販売されています→https://www.melonbooks.co.jp/detail/detail.php?product_id=604271

もととなった作品「やがて君になる」はめちゃ面白いのでぜひぜひ。

hatuburgさんは東方projectの二次創作も書いてて、それのクオリティもものすごいのでおすすめです

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