1巻がいい感じにラノベらしくなるドロドロしそうだったので2巻も読破。
でもちょっと期待外れな感じが…。
というかタイトルに入ってるからって無理やりハルヒねじ込まなくてもいいよなとは思った。
本の詳細・あらすじ
俺の教室にハルヒはいない2 /新井 輝
教室の一番後ろの席は『涼宮ハルヒ』の席。登校して来ないマナミさんの件で、俺は生徒指導室に呼び出され、その帰り、生徒会長のカグヤ先輩に突然、呼び止められる「君には心当たりがあるだろう?」―先輩は『涼宮ハルヒ』のことを聞きたがっていた!一方、声優を目指すカスガはオーディションに。でも、そこにはマナミさんも参加していて、二人の対決は避けられないことだった…。
話題の青春ストーリー、胸に迫る第2弾!
自分のせいだと思い込むユウがちょっとうざい
1巻の終わりにあったように養成所に通っている声優の卵の幼馴染みのカスガ、そして第一線で活躍している明日かの二人が同じオーディションを受けます。
しかしそんなことを知らずどっちにも頑張れと応援してしまったユウは片方が落ちてしまったことを自分のせいだと思い込みものすごい自己嫌悪に陥ります。
いやいやどんだけ自意識過剰なんだよって。
ユウがやったことは背中を押しただけでそこから先は本人たちの実力の問題なのに人が良すぎる。
しかもその役は二人で争うのではなく、当然他にもライバルはいっぱいいるわけで。主人公がどうのとかじゃなくて実力主義の世界なんやからへこみすぎやろ。
実力があっても声と話し方が役にぴったりと当てはまってるかは別問題だったり、上手い声優よりも作品とともに成長していく声優が良かったり、スポンサー様の意向に逆らえなかったりと声優業界にもいろいろ事情があるってのは分かりました。
周りにはオタクと変人しかいない
前回も主人公以外全員大なり小なりオタク文化に興味のある人ばっかりだったんですが今回はさらに広がってます。
表紙を飾る生徒会長は生徒会長になるくらい人望が厚いのに友達がおらず、きなり主人公に身体を差し出そうとします。そしてポケットにはボロボロになるまで読み込んだ『涼宮ハルヒの憂鬱』が…。無理にハルヒをねじ込まんくても…って気はします。
そして仕事のために留年の危機がある生徒を他の生徒にすべて投げ出す担任教師。授業を代わりにするのはいいとしてもテストまで生徒に作れって…先生として終わってるのでは?
話のメインが声優なのに無理やり学園要素を組み込もうとしてる感じがして1巻ほどの面白さがなかったなあってのが正直なとこです。
そして時間は水着回らしい。
あと2巻なんですが続きどうしよっかな…。
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