TYPE-MOONファンによるファンのためのTYPE-MOONの作品とその魅力を詰め込んだ1冊。
FGOからFateを知った人への指南書の面だけでなく、すべてのファンに向けた、ファンによるファンのための解説本です。
FGOから入った新規ファン向けかと思いきや
僕がTYPE-MOONと出会ったのは、大学生のときに書店で平積みされてた空の境界の上巻を手に取ったのが始まりでした。
独特なきのこ節、圧倒的な中2臭さに魅了され中巻、下巻が発売されるのを今か今かと待ち続けた覚えがあります
そこからDEEN版Fateのアニメを見て、フルボイスでゲームがやりたくてPS2を買い、人生初のエロゲとなるホロウを買い、月箱をヤフオクでゲットし・・・と着々と月厨の道を歩んできました。
派生作品が多過ぎで全部終えてませんが、今でもまほよやDDDの続きを待ち望んでいます。
このTYPE-MOONの軌跡ではTYPE-MOONの成り立ちからこれまで世に出てきた各作品の魅力が書かれています。
なかにはもっと深く説明してほしいっていう感想もありますが、新規のファンには最低限のネタバレで各作品を知るとっかかりになるし、プレイ済みの僕は「そう!そこが面白かったんだよ!」とプレイしたときに感じてたことが言葉にされてめっちゃ納得しながら読めます。
読み終わると作品をもう一度プレイしたくなる
最近は映像化だったり他のライターさんが書いたFateだったりときのこ成分が不足しているので、この本を読み終わると純粋なきのこ節を摂取したくなります。
月姫を引っ張り出して秋葉様に会いたくなる。
hollowのアヴェンジャーとバゼットの最後のやり取りを読みたくなる。
まほよのクオリティの高い映像をでかい画面で見てみたくなる。
TYPE-MOONはFate以外の作品も頑張ってほしい
聖杯戦争というシステムによってまだまだFateは広がり続けると思います。
でも月姫のリメイクもあるし、まほよだって続きを作って欲しいし、DDDだってまだ未完です。
Fateも面白いけどそれ以外にも型月にはいろんな作品があります。それらの作品にも同じくらいの供給がほしい。特にDDD…。
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