【ラノベ感想】『狼と香辛料XXII Spring LogV/支倉 凍砂』街の借金を一掃するロレンスの魔法とは?

本・漫画
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本のあらすじ

狼と香辛料XXII Spring LogV/支倉 凍砂

湯屋をセリムたちに任せ、再び旅に出た元行商人ロレンスと賢狼ホロ。道中、小銭両替のため訪れたヴァラン司教領で、懐かしき人物――エルサとの再会が二人を待っていた。
司祭となったエルサは、教会の財産整理のため司教領に赴いたという。そして両替の見返りとして、一度踏み入れば生きては帰れない、呪われた山の調査をロレンスに頼む。そこには“錬金術師と堕天使”の秘密が隠されていて――!?
さらに、借金地獄に陥った町をロレンスが商人の勘で救う、経済ファンタジーの面白さが詰まった中編に加え、ホロたちの娘ミューリと、聖職者志望の青年コルの結婚式(!?)の書きおろし中編を収録。
幸せであり続ける物語、第5弾!

Amazonの商品ページより
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借金だらけの街をどう救済するか

ホロとロレンスの新たな旅の記録。やっぱりこの二人は旅をしてるほうが似合ってる。

見舞われるトラブルも命の危険を伴うわけではなく、昔とは違い余裕で乗り越えていきます。その分いちゃいちゃ度合いが倍くらいになってますが。おしどり夫婦とはこのこと。

ロレンスも経験を重ねてちょっとやそっとでは動じなくなっているのでコルとは安定感が違います(笑)

「狼とどんぐりのパン」錬金術師の伝説が残る山で巨乳のリスとであうお話。

ここきてマグダラと世界がつながってる可能性が出てくるとは思わなかった!数十年前ってことで主要キャラが交わることはないのだろうけどワクワクする。

クースラもウルのために自分たちとのことを残そうと頑張ったんだなあ。

「狼と尻尾の輪舞」街のみんなが借金してるお話。

お金が一周巡るだけで、増えても減ってもいないのに、みんなの借金が消えるのは魔法みたい。やっぱりお金は溜め込んでてても意味がなくて回らんと経済は死ぬんですね。今の現実もお金の動きが減ってるから心配。

ホロがロレンスのあったかもしれない未来を潰したことを悔いて泣いちゃうけど、そのときのロレンスの返しがかっこいい。

「狼たちの結婚式」コルとミューリが結婚式のお手伝いをする話。

みんなお幸せに。 二人のどたばたよりもオチのロレンスがミューリが結婚と勘違いして親バカ全開なのが面白かった。

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