ついに出ました最終巻!
TYPE-MOONのお家芸である発売延期を経て、偶然なのか狙ったのか卒業シーズンに最終巻発売。
今回も分厚いです。
本の詳細・あらすじ
ファイヤーガール 3 「青銅の巨人」 下巻/星空めてお(TYPE-MOON BOOKS)
―――本当の冒険って何だろう?
青藍高校一年、探検部所属、日ノ岡ほむらは魔法使い見習い。
旅立つ先は、木星に匹敵するという未知なる世界・虚惑星【ヌテラ】。
望郷の念にみちびかれ、遙かシラクサの地をめざそうとする青銅の巨人。災厄の渦に日本の調査官までもが巻き込まれるなか、ついに彼らは放浪者トラコサリスと対峙する。
トラコサリスのめぐらす忌まわしき策謀。かたや邪魔者扱いを納得できない一年探検部員たちは、ひそかに遊撃隊を結成し、みずから苦難に立ち向かう。使命感と不安の波乱のなかで揺れる、ほむらの想いの行方は……!?雄大な自然と予想もつかない事件が、ほむらを心躍る冒険へと誘う。
学園・異世界冒険ストーリー最終巻。
ファイヤーガール 3 下巻(有限会社ノーツ)の通販・購入はメロンブックス | メロンブックス
え、これで終わりなん?
シリーズ7冊目にて最終巻となったファイヤーガール。
分量もがっつりだし打倒青銅の巨人ってことで盛り上がりましたが、気になってたところがよくわからないまま終わってしまい少しもやっと。
面白かったんです。読んでるときは続きが気になって仕方なかったんですが、もうちょい欲しかった。
ほむらの深層心理の中(?)になんで幼いすばる姫(に似た何か)がいるのか?とか結局ほむらと雨乃はなんで時々繋がるの?とかいろいろ気になるところがあったんですが、特に何もないまま終了。(読み飛ばしてたらすいません)
ていうか1つ前の中巻で出てきた傀儡師とブロンテちゃんの出番なかったんですけど!!!
ギャビーのお伴のネイトも登場しなかったし、キャラ増えすぎて処理しきれなかった感ある…。
それぞれのキャラに焦点当てた短編集みたいなんで出し欲しいなあとか思ったり。
前巻で険悪な雰囲気になってた東野とほむらが遠く離れた地にいながらも互いのことを考えてたり、
勝手に飛び出して虚惑星に行ったほむらが帰ってきて家族に怒られるところだったり、
東野がめちゃくちゃ体張って戦ってたり、
御陵先輩の卒業式とかこれ良いなってポイントはいくつかありましたが、下巻で一番良かったのは
章の間の挿絵の多賀とコマちゃんのイラスト
これがダントツ。ほんとどうなることかと思った。えがった、えがったよお。
シリーズはこれで最後だけどほむらと東野はようやく調査官として1年目が終わったばかり。隠された謎はこれからの探検部が解き明かしていくだろうってことなんでしょうね。
お疲れ様でした。短編でもいいんでその後の彼女らの冒険が読めることを期待しています。
コメント