ONE PIECE Film REDを見てきました。
映画としても面白いしFAKETYPE.が提供した曲が大音量で流れるし最高でした。
負け惜しみー
FAKE TYPE.が楽曲提供
今回のワンピースの映画は上映される前から僕のなかでめっちゃ話題になっていました。
なぜなら僕の好きなFAKETYPE.が映画に関わることになっていたからです。
FAKETYPE.とはネットラッパーであるトップハムハット狂/AOとトラックメイカーのDYSE IWASAKIの二人かならなるユニットで、真似できないくらいえげつないラップをします
10年くらい前に結成し、一度休止期間を経て再始動後はいろんなアーティスに楽曲提供を行ったり、メジャーデビューしたりと活動の場を大きく広げてきました。
ワンピースの作者である尾田栄一郎先生がトップハムハット狂のPrincess♂にドはまりしてるってジャンプの巻末の作者コメントで書いてたこともあり、僕らファンはめっちゃ盛り上がっていました。(このときはまだメジャーデビュー前)
そんなFAKETYPE.が今回のワンピースの映画に参加しています。
自分たちが歌うのではなく、映画のメインキャラであるウタの曲の1つ「ウタカタララバイ」を作詞作曲しています。あいかわらずのラップなんですが、それを歌いこなすAdoさんが半端ねえ。
FAKETYPE.の曲が映画館で大音量で流れるのは感無量でした。
他の曲にはない不穏な感じのするMVは劇場でどの場面で使われたのか。それはぜひ見に行って確かめてほしい。映画見終わったら歌詞見ながら聞き返すのがおすすめ
AOさん(昔から知ってる人はハムさんとかAOさんって呼んでる)は魂音泉やRBBでファンで、FAKETYPE.もインストアライブに行ったりしていました。
これが2014年の話だもんなあ。このときの自分にFAKETYPE.は将来ワンピースの映画に楽曲提供するんだぜって言っても絶対信じない。
ワンピースらしくないストーリー(ここからネタバレ)
さて、ここからは映画のお話。
今回の映画は今までのワンピースの映画とは一線を画す映画だった気がします。
全部の映画を見てきたわけではないので勝手な感想ですが、これまでの映画は胸糞悪い敵やゴールド・ロジャーの仇敵だとかで、最後はそいつらをぶっ飛ばして終わる。
言うてしまえば少年漫画らしいスカッとする終わり方が多かったと思います。
でも今回はそんな敵らしい敵はいません。
ルフィの友達でありシャンクスの娘であるウタは彼女ができる方法で争いのない新世界を作ろうとします。
それは魂だけを連れていきみんなで幸せな夢を見続けるというディストピアみたいな世界なのですが、あくまでウタは私利私欲ではなく争いに巻き込まれて苦しむみんなをなんとかしようとして考えた最善の方法だったのです。
話が進むに連れてシリアスさが増していき、ウタの目がどんどん曇っていくのがやばかった。
救おうとした人たちにも望んでないと罵声を浴びせられ、ルフィたちに声をかけられても止まることはもうできず…とやるせない気持ちに
エンディングで彼女の遺したアルバムが全世界で聞かれているのがこれまた感動でした。
親子の絆があつい
ルフィとシャンクス、ウタとシャンクス、ウタとゴードン、ウソップとヤソップ
今回の話は仲間との友情ではなく親子の絆にスポットが当たってるように感じました(ルフィとシャンクスは親子じゃねえけど)
特にウタにずっと嘘をついてきたことを謝るゴードンに対してウソップが「ずっとそばにいてやっただけで偉い。うちの親父はずっと海にいていなかったからな」(うろ覚え)って言ったあとにヤソップと共闘するの熱すぎた。
見聞色は時空をも超える。
あのシーンだけでも映画を見に行く価値があります。
ウタを島に置いていってからずっと会ってなかったのにシャンクスが海軍相手に俺たちの娘だって啖呵切るところもめっちゃかっこよかった。
ウタは実の娘ではなくともシャンクスにとっては本当の娘なんだよ。
シャンクスもロジャーに拾われたっぽい描写もあったし、赤髪海賊団が世界に名を轟かせらのもエレジア島の事件がきっかけっぽいし(うろ覚え)
Film REDってタイトルだし今回はシャンクスの映画だったのかなと思いました。
ワンピースの映画を映画館で見たの初めてだったのですが大スクリーンで大音量で見れて良かったです。
コメント