4月から薬剤師が主人公のドラマがやる!
ということをきき、これは読まねばと思い原作を購入しました。
自分の仕事だと単純に「面白い」ではなく「ああ~あるある~」ってなりながら読んでしまいますね。
あらすじ
アンサングシンデレラ 病院薬剤師 葵みどり/著者:荒井ママレ 医療原案:富野浩充
総合病院の薬剤師として働く、葵みどり・26歳。
医師のように頼られず、看護師のように親しまれなくても、今日も彼女は患者の「当たり前の毎日」を守るため、院内を駆け回る!!
称賛されなくてもあなたを支える薬剤師たちをえがく医療ドラマ!!
コミックゼノンHPより
薬剤師ってどんなことしてるの?
以前に学会で「バチスタの栄光」の著者である海堂尊さんの公演を聞きました。
そのときに薬剤師の地位を上げるにはどうしたらいいかの例として
「一般の人に薬剤師ってどんなことをしているのか認知してもらうこと。私が書いてるように誰か小説や漫画などで自分たちのことを伝えればいい。」
というようなことを話していました。
薬剤師の仕事は患者さんの命に関わる重要な仕事で大変なんですが、仕事内容は裏方で患者さんにはその重要さが伝わりにくい。
だから一般の人が手に取りやすいかたちで自分たちの仕事をアピールしないと、と。
なので薬剤師を主人公にした漫画が出てそれがドラマ化されることは一人の薬剤師として嬉しいし、多くの人の目に止まってほしいです。
薬剤師として耳が痛い
内容は面白いです。薬剤師がどんなことを考えて仕事をしているかとかあるある~ってなります。
でもそれ以上に、作中に出てくる他の医療従事者や患者さんからの「薬剤師のくせに~」「薬剤師なんかに」がすごくつらい。
そんなことないわ!って言えないんですよね。確かに患者さんとの接点は少ない。
それを変えていこうという雰囲気はあるけど、変っていくのはこれからです。
今自分にできるのは困ったことがあったら薬剤師さんに相談しよって思ってもらうように知識を増やして真面目に仕事することだよなあと思います。
漫画よりも現場はもっと積極的に関わってるぞって言えるよう頑張りましょ。
多くの方に薬剤師の仕事を知ってもらいたいのでドラマも楽しみです。
原作は2020年3月時点で3巻まで出ています。
コミックゼノン公式HPで1話試し読みもできますよ!
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