【ラノベ感想】いよいよ聖杯戦争開始『Fate/strange Fake (3) /成田良悟』感想

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 ついに3巻まで読破。熱い展開と他作品を絡めたネタが多くて読んでて楽しい。

次の巻が待ち遠しい。

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本の詳細・あらすじ

Fate/strange Fake (3) /成田良悟 (電撃文庫)

偽りの聖杯は、本物の聖杯戦争を呼び起こす――。
TYPE-MOON×成田良悟でおくる『Fate』
超話題のスピンオフシリーズ、待望の第三巻!

 偽りの聖杯戦争を生贄として、本物の聖杯戦争を呼び起こす。それが黒幕たちが執り行った大掛かりな仕掛けだった。
 偽りの聖杯戦争最後のサーヴァントにして真なる聖杯戦争の一柱となる英霊、謎の『セイバー』の召喚を皮切りに、真なる英霊の六柱がスノーフィールドの地に続々と出現する。最強の英霊ギルガメッシュと互角に打ち合う『アーチャー』、黒幕の一人ファルデウスが召喚した『アサシン』、そしてフランチェスカが雇った若き傭兵・シグマが召喚してしまった“エクストラクラス”。
 だが、シグマはまだ知らない。彼が呼び出したモノが、英雄とも神魔の類とも表しがたい、一際異常な『現象』であるという事を。雇い主の好奇心を満たす為の不確定要素でしかなかった彼が、最大のイレギュラーとして戦いに巻き込まれることも…。
 開戦の日の夜明け。スノーフィールドという歪な戦場に、全てのピースが揃おうと していた。最後に組み上げられる絵の完成図すら、誰一人想像できぬままに。 

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ようやくサーヴァントすべてが揃った

前の巻の感想でもまだプロローグって言ってましたが、3巻にしてようやくサーヴァントが全員召喚されました。

というか偽の聖杯戦争に本物の聖杯戦争を被せるもんだから全13騎というごちゃごちゃな状態に。

既に名前覚えるのが大変になってきたよ。

まだ詳細のわからないサーヴァントもいますが、既に堂々と真名を名乗るサーヴァントもいたりします。真名聞いても無知なので全然ピンとこないんですが(笑)

とりあえず全員が揃う前に脱落するサーヴァントがいなくて良かった。3巻でようやく揃うとか最終的には10巻超えそう。

今わかってるサーヴァントとマスターの整理と雑感

こんがらがってるとこもあるので自分のために整理しときます。

偽アーチャー

英霊:ギルガメッシュ

古代ウルク(メソポタミア)の王様。

Fate知ってる人なら説明不要の慢心王。今回は親友が相手に登場したことでめっちゃ上機嫌。

マスター:ティーネ・チェルク

褐色ロリ。部族のために感情を殺してそうだけどギルがすごい構ってくれるので最後は年相応のリアクションとってくれそう。今までギルガメッシュを畏敬の念をこめて接する人がいなかったのでギルの意外な一面が見れそうで楽しみ。

偽ランサー

英霊:エルキドゥ

泥人形て、おい。ステータスを相手に合わせて弄れてギルのエアと張り合う宝具を持ってってさすが親友です。すごい優しそうだけど笑顔の裏で何考えてるかわからないタイプ。

マスター:狼

人間じゃねえのかよ!!って思いましたが山門を依代にしたアサシンもいたしそれよりは説得力ありそう(笑)

令呪とかどうやって使うんだろう?

偽ライダー

英霊:???

黒死病?夢の中から現実世界に影響を出すって無敵じゃねえかって思ってたら早々に察知されててびっくり。マスター無抵抗やし意外とすぐ消えそう?

マスター:繰丘椿

ロリ枠その2

何も知らない子供なので可哀想。規格外ばかりの今回の聖杯戦争唯一の癒し。ただし夢の中だけ。

偽キャスター

英霊:アレクサントル・デュマ

宝具を作成するというサーヴァント同士の対決では役に立たないがチーム戦なら魔術師にも宝具を当てることのできるチートみたいな能力。(他のもチートが多すぎて印象は薄いけど)

ネットとか駆使するあたり一番現代に対応できてるサーヴァント。ガチンコは無理でも搦め手でいくらでも策を持ってそう。

マスター:オーランド・リーヴ

警察署長。宝具を装備した警察部隊で戦うつもりらしい。宝具の扱いに慣れてきたら脅威だってハサンちゃんが言ってたから強いんだろうが、こいつらでギルガメッシュと対等にやり合うイメージが全然わかない(笑)原典を超える武器ってもなあ。

巻が進むごとに苦労人の側面が見えてきたので頑張ってほしい。

装備は日本刀らしい。居合いとか使うんだろうか。

偽アサシン

英霊:狂信者

信仰が強すぎた結果これまでのハサンの技全部使えるようになったものの百貌にハサンの座を取られた悲しきアサシン。

技名が全部ザバーニーヤなので漢字をちゃんと覚えとかんとどんな技かわからんくなりそう(笑)

マスター:ジェスター・カルトゥーレ

死徒ってなんやねん!!心臓いくつもあるとかサーヴァント呼ばずにお前が戦えよって思ってたら2巻でめっちゃ戦ってた。

勝ち抜くことよりも自分の性癖満たすことが大事っぽいのでアサシンが不憫。

偽バーサーカー

英霊:ジャック・ザ・リッパー

真相が不明なまま噂だけが広まったサーヴァントなため色んな人物に姿を変えられる。無機物も可能とか便利過ぎる。

ただ10代の少女に化けようとしたらジャックちゃんになったのは笑った。宝具とかも違うだろうしどんなんになるか楽しみ。

マスター:フラット・エスカルドス

ロードエルメロイⅡ世の事件簿でキャラは把握してましたが、能天気で優秀で、時には真面目になるというこりゃ人気出るなあってキャラクター。

真セイバー

英霊:リチャード1世

アーサー王と円卓の騎士に憧れすぎて木の枝でエクスカリバーとかうっちゃう。音楽が大好きで即興でギターもひけてネットに動画も投稿しちゃうという破天荒なキャラに。

仲間を呼べて力を貸してもらうことができるとかせこい(笑)

マスター:アヤカ・サジョウ

まさかのプロト主人公。厳密にはプロトは別宇宙の話だそうでそっくりさんなだけらしく、「氷室の天地」に出てくる沙条さんとは無関係ではないらしい。ひむてん読んでないからわからないのがくやしい。

真アーチャー

英霊:アルケイデス

アルケイデスって調べてみたらヘラクレスの幼名らしい。

あのバーサーカーがまともな英霊として召喚されたらどうなるんだろうと思ってたから真名聞いたときはびっくりした。ただほぼアヴェンジャーとなってしまったのでまっとうとは言えないかも。

十二の試練は持ってないけどUBWでは歯が立たなかったゲートオブバビロンをあしらうあたりこっちのが強いのか?

マスター:バズディロット・コーデリオン

この人でなし!! 

真ランサー

英霊:???(エクストラクラス:番人)

意味不明。番人というより傍観者みたいな印象を受けるけど真意も能力も全く未知数。というか正直これ以上エクストラクラスいらんと思うんやけどね。

マスター: Σ(シグマ)

お前あの人の子供なんかーい!!

目的も何もないシグマの成長もこの物語のメインの話の1つなんだろうとは思う。もっと感情むき出しになったら面白くなりそう。 

真ライダー

英霊:ヒッポリュテ

アマゾネスの長。ヘラクレスの十二の試練のうちの9番目の試練に関わってるらしい。

真アーチャーが頭から被ってるの帯はその試練でヒッポリュテからヘラクレスに渡された帯のことなのかも。

正面から戦い名乗られたら名乗り返すあたり騎士道に溢れた女戦士っぽい。

マスター:???

真キャスター

英霊:フランソワ・プレラーティ

クトゥルフ思想の強い魔術師。ジャンヌの死後ジルが狂ったのはこいつと関わったからなのか?

ルルイエ異本をイタリア語に翻訳した人物とされており、ジルの宝具だった「螺湮城教本(プレラーティーズ・スペルブック)」も多分フランソワ由来で手に入れたものと思われる。

マスター:フランチェスカ・プレラーティ

ロリババア枠。召喚したサーヴァントと同一人物らしい。そりゃ老害って呼ばれるわ。

「今の体は…」とかいう記述があったんで精神だけを転生してるっぽい。アカシャの蛇かな?多分今回の黒幕の統領的ポジション。

真アサシン

英霊:ハサン

めっちゃ隠れるのが上手いハサン。気配遮断EXってどんだけ。

マスター:ファルデウス

冒頭で師を裏切って協会を敵に回した人。第3魔法の解明とか考えてるスケールがでかい。

真バーサーカー

英霊:???

ニコラ・テスラのライバルってことはエジソン(?)(FGOの5章からの妄想)かなあとか思ったり。ロボットみたいなとか言ってるけど。

マスター:ハルリ

登場していきなり死にそうになってて、これからもアインツベルにこき使われそうな可哀想な人。

 おまけ

監督役:ハンザ・セルバンデス

サイボーグ代行者。ビジュアル含めて嘘喰いに出てくる門倉さんっぽいなあとか勝手に思ってる。

今回の聖杯戦争では死徒がいるため監督役だけでなく代行者としても第一線で戦うっぽい。

教会の人間お決まり特殊な味覚も当然お持ちで、ハバネロやジョロキアをつまみに食べるとかもう料理には興味なくて辛さのみを追求するレベルになってしまった(笑)

この中から誰が先に脱落するのだろうか。 年2冊とかほんと待ち遠しい。

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