【ラノベ感想】いよいよ最終局面へ『Fate/Apocrtpha 4 熾天の杯/東出祐一郎』

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やっぱりこの巻で終わらなんじゃないですかー

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本の情報・あらすじ

Fate/Apocrtpha 4 熾天の杯/東出祐一郎(TYPE-MOON BOOKS)

  “黒”のアサシン(ジャック・ザ・リッパー)のマスター、六導玲霞によって瀕死に追い込まれたホムンクルス、ジークは自身も理由が分からぬままに復活を遂げた。

 一方、“黒”のアサシンを追い詰めたルーラー、ジャンヌ・ダルクは予想外の反撃を受ける。そしてこの戦いで指し示された一つの事実を前に、ジークは人間という存在そのものに悩み始める。

 最後の戦いは間近に迫り、生き残ったサーヴァント、そしてマスターたちも様々な決断を迫られる。決戦場所は大聖杯が格納された巨大宝具『虚栄の空中庭園』。

第三次聖杯戦争より「Fate/stay night」「Fate/Zero」から分かたれた外典の聖杯戦争。共に裁定者として召喚されたジャンヌ・ダルクと天草四郎時貞は世界の救済を巡り、決して敗北が許されぬ戦いに挑む――!

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“黒”のアサシンとの決着。そして最終決戦へ――

全4巻予定から全5巻に変更になったFateの亜種“Apocrypha” わかってたよ。3巻の時点であんなにサーヴァント残っててあと1巻で終わるとはとうてい思えんかったし。ある意味予定調和(笑)

4巻では3巻から戦っていた “黒”のアサシンとの決着→最終決戦までの両陣営の動き→最終決戦開幕と展開。

“黒”のアサシンが予想外の展開ではあったけど思ってたより早く決着がつき、メインは最終決戦までの各キャラクターの過ごし方がメインとなっていて、一番ドンパチが少なかった。それでもルーラー側ではフィオレ・カウレスの魔術師兄弟の大きな決断や、ようやく動き出したシロウの全人類救済計画といったドンパチが無くても大きな動きがあるので十分な読み応えがあった。挿絵も相まってセミラミスが巻を追うごとにどんどん可愛くなっていくなあ。そしてアタランテちゃんも可愛い。

個人的にはモードレッドと獅子劫との会話というか獅子劫の言葉が印象的

“ 「(略)いいか、セイバー。分かれるってコトは語り合えないってことなんだ。語り合えないってことは、永遠に相互理解の機会を無くすということ。どれほど強く結びついた相手でも0――時の流れに消えていけば、思い出すことも減るだろう。」

 「じゃ、出会うのは無駄か?」

 「全く無駄だ。完璧な存在であれば、本来はだれかと出会う必要などない。出会い、語るのは己に何かが欠けていて、それを埋めようとするからだ。(略)――出会いは贅沢なものだ。そう思えば、どんな不快な人間と出会っても我慢できるぜ。」(本文308ページ) ”

そしてそしてそして!この巻を読んだ大多数が挙げるであろう最大のポイントは“黒”のライダーことアストルフォの性別が判明したことだろう!!

3巻最初のパラメータではふざけてたけどまさかマスターが確認でくるプロフィールでもあんなことなってんのね。まあ結果は予想通りといえば予想通りではあったけど。確かに4巻ではtwitterで前もって告知されてた通り3人脱ぎました。いやあ挿絵もあってほんといい脱ぎっぷりです。アストルフォの性別は?いったい誰が脱いだのかはネタバレなので読んで確認してください。

さあ、残すところあと1巻。(のはず) なんだかんだとサーヴァントも結構残っているので最終巻はバッタバッタと倒れていく展開になるんだろう。どう決着が着くのか楽しみだ。

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