【小説感想】シリーズが交錯する短編集『レタス・フライ/森博嗣』

本・漫画
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森博嗣の短編集は各シリーズのクロスオーバー作品があるから読んでて楽しいです。

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本の情報・あらすじ

レタス・フライ/森博嗣(講談社文庫)

西之園萌絵が叔母らと訪れた白刀島の診療所をめぐる怪しい噂に迫る。(「刀之津診療所の怪」)

長期の海外出張で訪れた某国の美術館で“僕”が遭遇した不可思議な事件とは……?(「ラジオの似合う夜」)

ショート・ショート五編を含む透明感に満ち溢れた九編収録

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クロスオーバーものって読んでて楽しい

ずっと積んでた本。なんでもっと早く読まんかったんだろうか。

森博嗣の短編集は同著者の様々なシリーズのキャラの前日譚や後日譚。さらにクロスオーバーなどファンにとってはたまらないものなので、なるべく記憶が新しいうちに読むのがいい。ってわかってたんだけどなあ。

まさか過去の短編集に絡めてくる話があるとは思わんかった。

「ラジオの似合う夜」はVシリーズのあの人の話。モテモテですなあとしか言えん。

「刀之津診療所の怪」はGシリーズの話。落ちがよく分からなかったが他の方の感想を見ててようやく理解。震えた。まさか診療所の人物があの人物とは思わんかった。ていうか本編の話じゃなくて短編集でのクロスオーバーからさらにつなげてくるとは。正直そんな話があったのかすら覚えてない…。もう手元にないのが悔やまれる。

他の短編はつながりとかはわからんかったけど「檻とプリズム」が面白かった。

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