一年前の2022年12月に投稿されたゆる言語学ラジオで夢を語る回がありました。
堀元さんのビルを買いたいという夢から地に足をつけた一歩を踏み出す行動力もすごいのですが、40分くらいから水野さんが語った文化資本の話が印象に残っています。
子供が生まれ、どんな風に育ってほしいかを考えるときにこのことを考えています
文化資本とは家の蔵書数である
文化資本とは、書籍や絵画のような「有形」、芸術に対する感性や言語能力のような「無形」を問わず、文化に関わる所有物を指す言葉として広く定義されています
文化資本とは「文化に触れる環境がどれくらいあるか」ということだそうです。
わかりやすい指標が家にどれだけ本があるか。
家の蔵書数が多い家庭ほど、子供の学力が高い傾向にあると聞いたことがあります。
他にもピアニストの子供は幼い頃からクラシックとかの音楽にたくさん触れるし、映画が趣味の親だと子供も映画を見る機会が自然と多くなります。
経済資本よりも文化資本のほうが格差が生まれやすく、逆転しにくいのだそうです。
実家は漫画がいっぱいあった
僕の親はテレビやゲームに関しては厳しかったけど、本は漫画も含めて好きな本を買ってくれました。
漫画が大半ですが1千冊くらいあったんじゃないかなあ。
ゲームの時間はめっちゃ厳しかったけど、漫画はいくら読んでても文句言われなかった気がします。その結果台詞覚えるくらい何回も読みました。
漫画は良いよ。
スポーツ漫画でルール覚えて、歴史漫画で過去のこと学べるし、ことわざとか慣用句とか雑学も漫画で学びました。
もちろん漫画以外にも本はありました。空想科学読本とかめっちゃ面白かった。
いろんな漫画を読んでいて、そのおかげで活字に対して抵抗も少なく、今も小説を読めるんじゃないかなあと思ってます。
逆にコンサートとか美術館とか芸術に触れる場所に連れてってもらった覚えはなく、今もさっぱりわかりません。今から学ぼうという興味もあんまり…。
でもボーヤはいろんなとこに連れていきたい。
漫画や本でいろんな分野があることを知って、好きなもの見つけるとっかかりを作れるようにしたい。
暇なときはスマホでぼーっとSNS眺めてるだけ、みたいな子にはなってほしくないなあと思うわけです。
「本だったら何買ってもいいよ」って言える親になりたい。
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