【ラノベ感想】ついに国外(?)へ!未開の地に待ってるものは?『ファイヤーガール 3 「青銅の巨人」上巻/星空めてお』

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今年の1月にようやく最終巻の下巻が発売されるので積んでいた上巻から読み始めました。

同人作品から読んでたから読もうと思ってから結構経ったんだけど、そこはさすがTYPE-MOON。もはやお約束の発売延期です。

1月の終わりと聞いていましたが、発売延期で発売時期は未定と…。さすがに夏コミまでには出るよね?

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本の詳細・あらすじ

 ファイヤーガール 3 「青銅の巨人」上巻/星空めてお(TYPE-MOON BOOKS)

―――私、もう新入りじゃないですよ?
青藍【せいらん】高校一年、探検部所属、日ノ岡【ひのおか】ほむらは魔法使い見習い。
旅立つ先は、木星に匹敵するという未知なる世界・虚惑星【ヌテラ】。
ついに戻った稲荷直【いなり すなお】を副部長に加え、
部員五人が揃って迎えた三学期は、思わぬ出来事の連続。
挑んだ長距離転移試験でもトラブル発生。凶暴な野生動物と対決する羽目に!
しかもお得意の魔法が効かない!?
やがて届いたすばる姫からの正式な招待に、ほむらの心は揺れる。

雄大な自然と、予想もつかない事件が、ほむらを心躍【おど】る冒険へと誘【いざな】う。
学園・異世界冒険ストーリー。

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未開の地の冒険はわくわくするよね

ついに最終章です。なんか新キャラが思いのほか多く出てくるわ。上巻だからか謎や伏線が増えてくるわであと2巻でどうまとめるのか気になるところですが、とにかく3学期が始まりました。

虚惑星と地球との時間の流れが違うので壮大な冒険をしてる割にはまだ1年も経ってなかったんですね。精神と時の部屋みたい。

今回はほむらたちは超長距離移動試験の被験者となります。行き先は10万キロも離れた遺跡。新たな土地には当然危険も付きまとう訳ですが、やっぱり先に何が起こるかわからない冒険は面白い。

行った先がどんな土地なのか、どんな生物がいるのか、虚惑星人との遭遇はあるのかなど、どんな展開になるのか読んでてドキドキしました。

試験の被験者は1年だけで、ほむらと二人一組で行動する相手は戦闘技術も全くないし憑依型でもないただの人間なんです。

二人組を二つ作るんだから前衛二人は分けとけよと思いますが、そんな非力な二人が明らかに危険な虚惑星動物に遭遇しちゃうんだからさあ大変。

新キャラガブリエッラちゃんがかっこかわいい

今回新キャラが何人も出てきますが大半は最後に出てくるので。実質新キャラは表紙にもいるガブリエッラちゃんだけでしょう。

クラスが「修道士」といういかにも後衛なクラスにも関わらず愛用武器がハルバードというばりばり前線で戦う戦士です。

キャラはビジュアルは可愛いんですね。日本語も喋れてアニメも好きで。

まだまだ彼女のことについては話されてない部分がありますが、そんなことよりも彼女の特性にびっくり。なんだあれは…。

虚惑星に来ることでケモナーになったりデビルっぽくなったり体に紋様が浮かんだりと身体的な変化を起こすキャラは何人も出てきていましたが、そんな変化も起こすのかよ…。

異性に積極的なのはいかにも外国人って感じでした。三角関係?

みんな悩み抱えてます

別に超然としてるとかそんなわけでは決してないんですが、虚惑星でいろんなトラブルに巻き込まれながらも楽観的ほむらがついに客観的に自分を見る機会がありました。

虚惑星調査員とはいえまだ高校1年生。当然いろんな人に支えられてます。

東野も東野で抱えてる闇はすごい深そうだしね。姉のことはほむらに話したんだろうか。

稲荷も雨乃も鼎もみんな何かしら含みがある描写があったのであと2巻でどんだけ内面を掘り下げられるのかに期待です。

佐保だけが癒しやで。こいつは最後までこのキャラで貫き通してほしい。

 

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