本日ヴィレヴァン全国ライブを終えたFAKE TYPE.の夏の新作。
前作とは違った一面を見せるアルバム
豪華客演でものすごいインパクトだったCDとは異なり、今回は純粋にAOさんとDYSE先生の曲ばかり。
新曲9曲に加え、FAKE TYPE.に続いてヴィレヴァンに進出したTokyo Audio WaffleのGEN-ZOさんと、「WWW2014マイクリレー」やらっぷさんの「ilLiebe」のトラックを手掛けたALLAtheNinetyの二人のRemixを収録しています。
今回は前みたいな上がる曲じゃなくて穏やかな、といかこういう感じの曲もやるんだってのが多い印象。ただし「Ⅱ」は除く。あれはRemix含めトラックもラップもぶっ飛びすぎでいつものFAKE TYPE.でした(笑)
穏やかと言っても荒ぶって勢いのある曲がじゃないというだけで、トラックは持ち味のエレクトロスウィングだったり低音がしっかり聴いていたり不思議なトラックだったりといろいろで、歌詞の内容も酒の曲(Whiskey Bon Bon)や社会に疲れた人を悪い方(?)に誘う歌(Poison)とか穏やかじゃないのもあったり(笑)
FAKE TYPE.2nd Mini ALBUM 『FAKE STYLE II』 Crossfade
新たな一面、というわけではないけれど前作のFAKE BOXではあまり見えなかった面がよく出ているアルバムでした。
好きなのは「Digital Love」と「Change Your Mind」と「帰り道」
「Digital Love」はドラムの重低音が響くトラックの中、DYES先生がラップしてhookも歌ってガンガン前に出てくる曲。先生ラップも全然いけます。もっと前に出てきましょう!
「Change Your Mind」は手拍子や被せ、コール&レスポンスが豊富にあり、ライブでやったら絶対盛り上がる曲。自分に正直になって好きなものは好きと叫べよっていう歌詞もストレートで好きです。是非とも生で聴きたい。
「帰り道」は社会人となった今聴くと泣けてきます。哀愁漂うトラックと歌詞がもう…。前作の文通もこういう方向性の良曲やし、ぶっ飛んだ曲も創る中でこういった曲も織り込むところが良いです。
でも個人的には文通の方が好きですね。あの曲ラストのhookに行くまでに徐々に盛り上がっていって感極まっていって、hookで一気に爆発するのがやばいです。ライブで聴いてから大好きになりました。
9/20に京都の学祭でやるライブではDYSE先生の誕生日が近い(当日?)らしいので「Yes My Birthday」やってくれることに期待です(行けないですが)
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