「十三機兵防衛圏」感想。重厚なSFを楽しめました。

ゲーム
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Twitterでみんなが面白い面白い言うてて、日本ゲーム大賞2020で優秀賞を獲得した「十三機兵防衛圏」。

昨年末に買ったのをようやくクリアしました。

ストーリーが抜群に面白い。重厚なSFを堪能できました。

十三人の登場人物それぞれの視点で物語が進むアドベンチャーパートと機兵に乗って怪獣から街を守るバトルパート

ストーリーだけでなくバトルも戦略性があって面白かったです。

SFが好きなら間違いなくハマる。

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あらすじ

13人の少年少女が機兵と呼ばれるロボットに乗って街を襲うダイモスと戦うお話です。

物語のメインの時代は1985年なんですが、彼らは過去や未来にタイムスリップしながらこの世界の秘密について知っていきます。

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複雑に絡み合うストーリー構成がすごい

このゲームは物語を読み進めていくアドベンチャーパートと機兵に乗ってダイモスと戦うシミュレーションバトルパートに分かれているのですが、まずこのアドベンチャーパートがすごい。

主人公たち13人それぞれに話があり、各々がどういう経緯で機兵に乗ることになったのかが描かれています。

他のキャラの話を進めたりバトルモードをクリアすることで続きが開放される仕組みになっており、徐々に全体像がわかってくるようになっているのですが、

これがすごい複雑なんです。

13人は同じ学校の生徒という共通点があるものの、彼らの立場や目的はバラバラ。

回想も多く、それがどの時点での話なのかも最初はわかりません。

しかも彼らは未来や過去に行くからなおさら時系列はめちゃくちゃ。

本を読むように最初から順番に明かされるのではなくて、断片的な出来事をつなぎ合わせて物語を紐解いていきます。

完成図のわからないパズルを解いてる感じがして、情報が繋がっていき全容が明らかになるときのカタルシスがすごい。

緒方がかっこよかった。

The昭和なリーゼントで男気があって戦闘後に全回線が繋がってる状態で告白しちゃうかっこよさ。

一番強化したけど最終戦では機動力が足りずひたすらラッシュで雑魚狩りに…。

戦略が必要なバトル

バトルモードは13人のなかから最大6人を選んでダイモスと戦います。

接近戦メイン、バランス型、遠距離特化、飛行性能ありと機兵にも種類があり、敵によって得手不得手があります。

また活動限界があることをゲームシステムにうまく取り入れていて、同じキャラを連続で出撃てきないようにしてるのが考えられてるなと思いました。

出撃しないメンバーも拠点防衛に参加するのですが限界を迎えるとそれすらもできないので、必然的に全キャラバランス良く使っていかないといけません。

ステージごとにミッションもあるので、誰を選ぶのか、どんな装備を強化していくのかを考えるのが楽しかったです。

なっちゃんと由貴ちゃんが強かった。

ワイドレールガンで敵の数を減らしてクアッドスパイクで強キャラを確実に消していく。

火力が強いっていい。

ストーリーとバトルもどっちも面白かったです。最終戦クリア後は配信不可だったので自分の目で確かめてください。

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