「ワクワクして目が覚めて、夜満ち足りて眠る」
遠足の日の小学生か!ってなりますが、大人になった今でもそんな1日が送れたら…って思いませんか。
大人になると仕事の日はもちろんのこと、休日でもなんかつまらないなーって思いながら過ごす日があります。
夢中になってたら1日が終わってた。そんな体験を最後にしたのはいつだろう。
この本では幸せの三大要素のひとつである「没頭」について詳しく書かれた本です。
本の詳細
没頭力「なんかつまんない」を解決する技術/吉田尚記
13.5万部のベストセラー第2弾!
「没頭=フロー」こそ、仕事や勉強を楽しくする究極の技術!!フロー理論をやさしく解説。
「何かを成し遂げたい人、現状に満足できてない人に読んでほしい。新しい自分を手に入れるために。」
里崎智也(元・千葉ロッテマリーンズ)なぜ、この人はいつも楽しそうなのか。それはいつでもすぐに没頭することができるから。人生におけるラスボス「なんとなくつまらない」や「うっすらとした不安」に立ち向かう方法。その答えは没頭力だ。
「ワクワクして目が覚めて、夜満ち足りて眠る」=「人生を上機嫌で過ごす」ための没頭する技術を、倉本美津留さん(放送作家)、斎藤環さん(精神科医)、原井宏明さん(精神科医)、桜井政博さん(ゲームクリエーター)、石川善樹さん(予防医学者)ら没頭の達人たちととことん突き詰めました。
「没頭できる能力」は幸せの3大要因の一つ
「幸せ」といっても何が幸せかは人によって違います。万人に共通する幸せの定義はわかりません。
本書によると幸せは①快楽②意味③没頭の3つに分けられてます。
①快楽とはポジティブ感情と言い、美味しいものを食べたり、楽しいことをしてるときに感じる幸福感です
②意味とは承認欲求のことで誰かから認められることです。多くの人に認められたり、優秀な人に重宝されたりしたときに自分の存在意義を感じで幸福感を得ます。
そして最後に③没頭。これは時間を忘れるくらい何かに集中してることです。何かに夢中になって1日があっという間に過ぎような生活を送れたら、つまらないという感情とは無縁で過ごせます。
人によって幸せは違いますが、幸せな生活を送ってる人は①②③のどれかが満たされてます。
例えば僕は結婚したばかり幸せと思っていて、それは①と②が満たされてるからです。
この3つのなかで今すぐに手に入れることができるのが③没頭です。
①や②はお金や相手が必要だったりしますが、③の没頭は一人でできます。
幸福な人生を送りたければ、何かに没頭できる力を鍛えることが今すぐできる方法です。
手を動かす(行動する)ことなら何でも没頭できる
とはいえ何をすればいいの?って思いますが、これは何でもOKらしいです。
運動、読書、プラモデル作り、料理、掃除など自分が動くことならなんでも没頭できます。
自分から動くもののほうが没頭しやすいですが、テレビや映画でも時を忘れて楽しめるなら没頭してるといえます。
没頭と聞くと1つのことを極めるみたいなイメージですが、どれだけ好きでも1つだけだといつか飽きてしまいますので、 自分の興味が向くいろんなことに没頭するほうが楽しいです。
丸1日没頭するのではなく短い時間の没頭を何回も繰り返す。この辺は超集中力に載ってたポモロード・テクニックと共通していますね。
つまらないなあって感じる時間をいかに減らすかが大事なポイントなのでやること1つ1つに没頭するのが理想なのだとか。
没頭するには少し難しい挑戦と迅速なフィードバックが大事
没頭すればいい。と簡単にいいますが、すぐに脳のモードが切り替わる人はそもそもこんな本を読みません。
僕みたいに没頭できない人のために、没頭するためのルールも書かれていました。
いくつかあったのですが、特に参考になりそうだったのは「自分ルール」と「迅速なフィードバック」でした。
自分ルールはやることの目的を明確化すること。勉強するなら1時間に10ページとか、筋トレをするなら10回1セットを3セット以上、とか。
僕の場合だとランニング10キロを1時間以内とか、ブログ1記事1時間以内とかかな。
目標の設定の目安は今からやることに対して何を目的にするかを明確化することが大事です。このとき自分の能力の+4%の課題に挑戦するとバランスがいいのだとか。
そして一番大事だなと思ったのはやったことに対してすぐに結果が出るようにすること。
先ほどの例だと。何か月先の試験を目指すより目先の10ページのほうが没頭できます。最終目標は試験でもいいですが、そのときの目標はすぐに結果がわかるものにしたほうが没頭できます。
まとめ
時間を忘れるくらい熱中していると、その時間は年を取らないって話をネットで見たことがあります。
没頭力を鍛えればいつまでも若いままいれるのかなあとと思ったり。
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