暗記の定番といえば語呂合わせです。このブログでは私が集めたゴロをいくつか紹介していますが、僕が国試の勉強をしていたときに思ったのは
ゴロは自作した方が頭に残りやすい です。
たくさんゴロを紹介していますが、ここでは僕がゴロを自作するときに意識していたポイントを紹介したいと思います。
覚えるゴロはわかりやすいものだけに
薬剤師国家試験は膨大な量の暗記を必要とします。しかしカタカナばっかりの名称や疾病の基準値などを正確に覚えるのは大変です。
そんななかで暗記を効率良く進めるためにゴロを活用する人は多いです。
でもちょっと待って。
ゴロを覚えるのに時間を使っていませんか?
ゴロは暗記を助けるためのものなので、ゴロを覚えるのに時間をかけるなんて本末転倒です。しかもなかなか覚えられないゴロは似たようなゴロがあると混同して間違えやすくなります。
パッと見て印象に残るものだけを覚えるようにしましょう。僕もこのブログでいくつかゴロを紹介していますが、全部覚えていたわけではありません。
ゴロがなければ作ればいいじゃない
ではゴロが使いにくい場合どうするか。そんなときはいっそのこと自分でゴロを作りましょう。
他人のゴロを覚えるより自分で作ったゴロの方が記憶に残ります。なぜならゴロを作るときにいっぱい考えるからです。
例えば、選択的COX-2阻害のゴロをつくるとき、セレコキシブ、エトドラク、メロキシカムの3つの成分を1つのゴロに混ぜようとすると
しっくりくる文章ができるまで頭の中でこの3つの単語をひたすら繰り返します。
パッとゴロができれば、それは覚えやすいゴロなので忘れません。
そしてなかなかできなくても、ひたすら頭の中で繰り返しているといつの間にか記憶に残っています。
ちなみにできたゴロはこちらです
「コック二人にセレブなエトはメロメロだ」
コック二人→COX-2 セレブ→セレコキシブ エト→エトドラク メロメロ→メロキシカム
語感を揃える。2文字以上重なるようにしよう。
私はゴロを自作するときはなるべく、ゴロと覚えたいものが2文字以上重なるように考えました。先ほどの例だと
「コック二人にセレブなエトはメロメロだ」
コック二人→COX-2
セレブ→セレコキシブ
エト→エトドラク
メロメロ→メロキシカム
といった感じです。
これは1文字よりも2文字重なった方がゴロから元の単語が思い浮かべやすいからです。
また2文字重ねる方が作るときの難易度が高くなるためより考えて記憶に残りやすくなります。
好きなものに関連付ける
ゴロを考えるときは自分の好きなものと結びつけると覚えやすいです。
例えば好きな漫画に関連付けしてゴロを作れば、多少無理やりなこじつけでもイメージしやすいので覚えやすいです。私の友人にはとにかく下ネタに絡めてゴロを作る人もいました。
エッチなゴロは覚えやすいので自分で作る分にはありだと思います。
最後に、ゴロを作るときはあまりきれいな文章で作ろうとは思わないでください。
自分だけがわかればいいし、覚えにくければ後でその部分を変えればいいだけです。
雑でいいので作ってみることが大事です。
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